【GWに空いているところを走りたい！】

2023年5月1日2024年4月15日

どこに行っても混んでいるゴールデンウィーク（GW）。高速もどこも大渋滞で、どの観光地も人が多くて、せっかくツーリングに出かけても辟易するばかり。そこで、比較的空いていて、さほど高速を使わずに行ける、ゴールデンウィークにお勧めのツーリングスポットをご案内いたします。

首都圏編

GW中は、都心から伸びる高速道路はどこも渋滞で、特に東名高速、中央道、関越道は朝7時の時点でかなりの渋滞となっています。もちろん、この時期のツーリングでしたら、渋滞を回避するために早朝出立がお勧めですが、それでも帰路も渋滞にはまってしまうこともしばしばです。そこで、お勧めは房総半島です。都心から近場ということもあり、早朝出立でしたら、まだアクアラインも京葉道も混んでいませんし、まだ肌寒いこの時期の房総への観光は南房総や鴨川付近が多いので、九十九里や中房総、そして内房などは比較的空いています。帰路も、日帰り観光などでアクアラインが混むことは必至ですが、比較的流れもあり、また京葉道も渋滞しますが、東関道や、一般道などで回避することも出来ます。

中房総・九十九里

内房

内房ツーリング（ヤマハ MT-09）

内房ツーリング（ヤマハ MT-09）

茨城県

他高速道路に比べて比較的渋滞が少な目の常磐道を使って行けます茨城県。観光スポットの大洗や袋田の滝などは混雑が予想されますが、幹線ではないビーフラインやグリーンふるさとラインはツーリングにねらい目です。北関東自動車道で迂回できるのも嬉しいところ。奥久慈から那須の遠望が望める御亭山へ抜けるルートもお勧めです。

【茨城ビーフライン】牛路、鳥路、そして鯨（ヤマハMT-09）

茨城物語～大子・北茨城（スズキ Vストローム250ABS）

茨城物語～大子・北茨城（スズキ Vストローム250ABS）

荒船山

栃木県の那須・塩原・日光、そして群馬県の温泉地や赤城山や榛名山などは混雑することが予想されますが、あえてマイナーな妙義山・荒船山というルートはいかがでしょうか。また、長瀞から神流湖を抜けて下仁田に入り荒船に行くルートもありかと思います。但し、キャンプ場が点在していてキャンパーの方々の車と狭路で出会うことも多いですので、特に車線の無い道のカーブでは減速を。

妙義・荒船（ツーリングルート）

妙義・荒船（ツーリングルート）

雁坂みち

埼玉県の長瀞、三峯神社や山梨県の西沢渓谷、昇仙峡などの観光地は混むかとは思いますが、意外とアクセスの悪い奥秩父はこの時期お勧めかもしれません。混雑具合を見ながら、観光地を巡るのもありかもしれません。

長瀞～昇仙峡：埼玉県編（ヤマハ MT-09）

長瀞～昇仙峡：埼玉県編（ヤマハ MT-09）

身延

山梨県は、富士五湖や八ヶ岳、南アルプスなどの景勝地が多くGWはどこに行っても混雑していますが、その中でも比較的マイナーなスポットでGWでも訪ねやすいのが身延です。もちろん、身延山久遠寺がメインになりここも混むことが予想はされますが、他スポットよりは混雑は少な目かと思われます。また、甲州いろは坂を抜けて本栖湖岸に抜けることも出来ます。もしかしたら閉園間際でしたら、混雑必至の本栖湖の芝桜も意外と渋滞なしで見れるかもしれません。

身延（ヤマハ MT-09）

中京圏

リサーチから中京圏からGWに行く場所として答えが多かったのは、富士山や琵琶湖、京都など。その他にも、伊豆や渥美半島、伊勢志摩なども混雑が予想されます。岐阜県も人気観光地の白川郷や付知峡などは多くの人が訪れ飛騨せせらぎ街道なども混むことが予想されます。その中で比較的行きやすいのがやはりマイナースポット。人気はありますが名古屋からは近い知多半島や、新城から本宮山スカイラインなどのルートもお勧めです。また、冬期通行止めが解除され開通する白山白川郷ホワイトロードなどもこの時期行ってみたいところです。

新城市

新城（トライアンフ TIGER900 GT PRO）

新城（トライアンフ TIGER900 GT PRO）

知多半島・三河湾（ツーリングルート）

知多半島・三河湾（ツーリングルート）

近畿圏

近畿エリアの人気ツーリングエリアといえば、琵琶湖や淡路島、そして美山（周山街道）などが挙げられますが、多くの人や車が移動するGWにはどこも混むことが予想されます。また、移動する道が限られています紀伊半島も渋滞必至です。そこでお勧めはライダーに人気の道ながら家族連れなどにはあまり知名度のない伊賀コリドールロードや、天橋立や伊根は混むものの、その先の丹後半島、そして、瀬戸内海沿いを走る播磨シーサイドロードなどは意外と穴場なエリアかもしれません。