瀬戸内海の景観を楽しむ
兵庫県から岡山県へと至る海岸線を走る道です。はりまシーサイドロードを走り、人気の赤穂御崎、そして牛窓と周ります。そして鷲羽山スカイラインを走り、瀬戸大橋の好眺望を望めます鷲羽山の展望台へ。瀬戸内海の景観を望む展望台が数多くありますため、事前にどこの展望台を優先的に寄るか決めておくのがお勧めです。当ルーティングでは細かい展望台もご紹介していますので、その中からセレクトされるのもありかと存じます。、海沿いを走ることが多いため、海など見ながらよそ見などをされないようご注意を。

総走行距離~約180km
山陽自動車道を龍野ICで下りて、そのまま県道29号線(網干たつの線)を南下します。途中、揖保川のところで県道から外れてたつの大橋を渡り、そのまま南下して行きますと、国道250号線に交差しますが、国道を通過してそのまま走り、菜の花畑や梅林の中を通り新舞子に到着します。
新舞子浜~近畿随一の遠浅の海岸で、干潮時には沖に500mの広大な干潟が出来る景勝地です。
白砂青松の美しい遠浅の海で砂浜もありのんびり出来ますが、観光地ゆえ駐車場は有料で、夏は混雑しています。
さて、戻って国道250号線に入り、西へと向かいます。この国道250号線ははりまシーサイドロードとも言われています。国道250号線を少し走った先に世界の梅公園があり、世界の梅公園登り岩展望台からは新舞子の砂浜や瀬戸内海を一望できます。

はりまシーサイドロード~兵庫県の西南部を走る国道250線は、はりまシーサイドロードの愛称があり、その名の通り海沿いを走る爽快な道です。意外と車通りもありますので、海などを見て脇見運転などされないようにご注意を。
国道250号線に戻り、再び、西へと向かいます。やがて岩見漁港を越えてから、はりまシーサイドラインの名にも付けられました海沿いの道を走ります。途中で、浜沿いにあり産直の市場もある「道の駅 みつ」があり、地物の牡蠣も食べられるほか、地元御津の名産品も売ってますので、立ち寄りお勧めです。そしてその先には七曲りというライダーには嬉しい名前の場所がありますが、特にワインディングになっている訳ではなく景観のいい場所です。駐車場などはありませんが、道幅が少し広くなっています。但し、この先のカーブに向かって飛ばしていくバイクも多いのでご注意を。そして、海沿いを走ります国道250号線を進んで行きますと室津の港町に到着します。
室津は雰囲気のある港町で、風情のあるたつの市立室津民俗館や賀茂神社などがあります。岬の突端の藻振観音堂跡からは、トビウオが跳ねる綺麗な海を見ることが出来ます。
さて、海沿いの国道250号線を走って行きますが、意外と海側に樹木があって、終始、海が見えるわけではなく、ところどころで海が垣間見えるという感じです。やがて、次の岬の万葉の岬があり、車線はないながら海が見える爽快な道を上って行きますと万葉の岬展望台があります。
西島、家島、男鹿島など瀬戸内海に浮かぶ島の遠望が望める好景勝地で、国道からも1.5kmくらいですので、好天でしたら是非とも立ち寄って見たい展望台です。そして、国道250号線に戻り西に向かって走りますと、相生市に入り、そして、赤穂市へと入ります。赤穂市に入ってすぐに「高取峠 駕籠」の碑があり、通り過ぎがちですが、是非、記念写真を撮っておきたい碑です。実は、赤穂義士で有名な、江戸城内で赤穂城主の浅野赤内匠頭が殿中で刃傷ごとを起こした知らせを、江戸から155里(約600km)をわずか4日半で走り伝えたという早籠の碑です。赤穂義士の討ち入りの赤穂のはじまりは、ここからスタートしたと言っても過言ではないかもしれません。
さて、赤穂市街に入る前の千種川を渡る前に、風情ある坂越の町並みを抜けますと茶臼山があります。200m弱の小山ですが、山頂まで道が延びています茶臼山があり、好景観が望めます。
そのまま、坂越湾沿いの道を南下して赤穂御崎に。但し、この坂越湾沿いの県道32号線(県道坂越御崎加里屋線)の[赤穂市坂越3218番地~赤穂市尾崎2954番地の2]は土日祝日は二輪通行禁止のため、その場合は県道459号線で内陸側を通って迂回する必要がありますのでご注意ください。
さて、景勝地の赤穂御崎には、瀬戸内の美しい景色を楽しめます赤穂御崎公園や、SNS映えで人気のタイルが綺麗でジェラートが美味しいきらきら坂や、海沿いの太陽の小径にあります景勝地の大石名残の松、そして、鳥居越しに海を望める伊和都比売神社などがあり、多くの観光客が訪れています(駐車場あり)。
赤穂御崎~御崎とも呼ばれ日本百景にも選ばれています景勝地です。のんびり海を眺めたい方には、伊和都比売神社前の一望の席がおススメ、とのことです。
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