意外に見どころの多い房総半島の内陸部
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房総半島へのツーリングというと、どうしても南総や九十九里など海というイメージになりますが、今回、あえて内陸部を走ってみました。
まずは、首都高速を走り、川崎からアクアラインを走って海ほたるで休息。海上に立つパーキングということで、海の眺めがよくてのんびりできますが、休日ともなると駐車場に入る車で渋滞が出来てますのでご注意を。尚、二輪駐車場があります。
パーキング内は、飲食店やお土産店が多いですが、無料の足湯なんかや海が見えるラウンジやテラスなんかもあり、時間があれば、館内を散策しても楽しいです。
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そして、アクアブリッジを渡り市原鶴舞インターで高速を降りて、まずは笠森観音に。
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また、無料の駐車場から風情ある中、石段を登ってい境内には芭蕉の句碑や大きな杉などもあり、趣を感じられます。
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そして、高滝ダム沿いを走り、市中に自噴井戸があり、平成の名水百選にも選ばれた趣きある久留里に到着しました。
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久留里は市内の至ることろに自噴井戸があり、その光景もちょっと不思議な感じがします。
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市内には、戦国時代に里見氏の城であり、復元された久留里城があり展望台として利用されていますが、駐車場(無料)から少し歩くので、行くかどうかは好き好きで。
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その後、県道93号線経由で房総スカイラインに入りました。
房総半島では数少ないワインディングロードで、交通量は多く追い越し不可の片側一車線路ですが、房総で走りが楽しめる希少な道です。
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さて、一度南下して、TVのCMで一躍人気の観光名所となった濃溝の滝(亀岩の洞窟)に。
穴から光が差す光景を見るには、朝早く来ないと見れないらしいですが、雰囲気のある場所で、幹線沿いの無料の駐車場から歩いて近いともあり、なんとなしに立ち寄ってしまう場所です。
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そして、県道24号線を北上して国道465号線に入り、県内最大の貯水湖の亀山湖を渡ります。
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清澄養老ラインと呼ばれるこの国道465号線も、走りやすくてお勧めです。
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そして、二階建てトンネルの向山トンネルをを抜けて、バイクを降りて弘文洞跡に。
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弘文洞跡は人工隧道の跡ですが、人も少なくて雰囲気がいい場所で、飛び石による渡河も面白いです。
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再び、国道465号線を走り、菜の花越しに風情のあるいすみ鉄道を眺め見ながら、大多喜城へと向かいました。
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ちなみに、この地を走ります風情のあるいすみ鉄道や小湊鉄道は列車本数が少ないので、行き当たりばったりだと電車を見れない場合もあります。事前に時刻表で立ち寄りポイントでの通過時間を確認しておいた方が○です。
江戸時代には大多喜藩があり、その拠点の大多喜城には徳川四天王の本田忠勝が城主を務めていたこともあり、本田忠勝推しの展示物やお土産品が館内にあります。現在は博物館となっている復元天守ですが、展示物は結構見どころがあり、甲を被って写真が撮れたりして入館料200円は安く感じました(入館16時まで)。
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そして、最後に、“願いが叶う!金運増大!”とうたう、吉ゾウくんのお寺の長福寿寺に。
像の石像があり、いろいろ効果があったような紙が随所に貼られていて、ちょっとニッチな感じのお寺でしたが、まあ、金運に恵まれたらラッキー、ということで…
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