さあ、ツーリングに出掛けよう! と思いつつも、行き場所が思いつかない…そんなときは、ここから行き先の情報をリサーチしてみてください。
□北海道
ライダー憧れの地
【北海道】
広い草原、どこまでも続くまっすぐな道、何もかもスケールが大きくて、ほかでは得られない感動を多く味わえるライダーの憧れの場所でもあります。爽快に走れる時期も、6月下旬から9月中旬と数か月くらいと短くて、距離的にも、時間的にも、時期的にも、いつでも行けるという場所ではありませんが、今はLCCやレンタルバイクなどを利用してエリアを限定すれば週末北海道ツーリングなども可能ですので、是非、ツーリングを楽しみたい北の大地です。
□東北
スケールの大きいツーリングを楽しめる
[青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県]
北海道に次ぐ広さがあります東北エリア。各県が大きく、また奥入瀬・十和田湖や八幡平、蔵王に裏磐梯と、バイクで走るのがとても楽しい道と絶景がセットになっている場所が多くあり、スケールの大きいツーリングを楽しめるエリアです。冬が早く、また長いので、通行止めなどが解除されますのはゴールデンウィーク明けですが、逆に八幡平アスピーテラインなどはゴールデンウィークなどに雪壁の中を走ることが出来ます。
□関東
山に海にと多くのスポットを持つツーリングエリア
広い関東平野に北部や箱根の山岳地、そして南の太平洋岸と多くの表情を持ちツーリングエリアも多い関東。特に山岳地には走りが爽快な道も多く、スポーツ走行が楽しめます。日光、那須、嬬恋、箱根など、首都圏から日帰りで楽しめる場所もあり、ぷらっとツーリングを楽しめるエリアでもあります。また、アクアラインも出来て暖かい房総半島も至近になりました。今回、ツーリングエリアとツーリングルートは北関東と南関東に分けてご紹介いたします。
□北関東
[茨城・栃木県・群馬県]
日光や那須がある栃木県や、草津や上毛三山がある群馬県など多くの山岳の自然や景観地があります北関東エリア。某車漫画で有名になりました上毛エリアはもちろん、バイクで走って爽快な道や景勝地も多く、首都圏のライダーはもとより、全国から多くのライダーが集まる場所も多いエリアです。高速網も充実していて、首都高速さえ回避すれば、どこへでもアクセス良く行けます。
□南関東
[埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県]
房総半島、三浦半島、湘南など、千葉や神奈川には海を中心とした景勝地が多くあり、温暖のため、冬でも走れる場所が多いです。また、奥多摩や箱根などのライダーに人気の爽快路も多く、首都圏から日帰り範囲と言うことで多くのライダーが訪れる場所も多いです。また、特に埼玉県や千葉県はSNSによる投稿で人気となったスポットも多く、バイクの機動力を生かして、その景観を巡り見るのも楽しいです。
□甲信越・北陸
日本有数の山岳ワインディングの宝庫
[新潟県・山梨県・長野県・富山県・石川県・福井県]
北海道や九州と並ぶライダー人気のエリアの信州は、首都圏、中京圏、大阪圏と三大都市からアクセスよく夏のツーリングの定番地でもあり、他所では見られない3000m級の山の高峰を望める絶景地です。また、ビーナスラインや志賀草津道路など、ライダー垂涎の高地山岳路のワインディングロードも数多くあります。新潟県の佐渡島や石川県の能登半島なども人気のエリアですが、日本海側は風情のあるところが多く、ゆっくり時間をかけて回りたいエリアでもあります。
□東海
温暖で一年通してツーリングを楽しめる
[静岡県・愛知県・岐阜県・三重県]
伊豆半島や渥美半島、伊勢志摩などのライダー人気のツーリングエリアがあり、太平洋側は温暖なため、冬でも走りやすい場所が多いエリアです。但し、岐阜県の関ヶ原以北は豪雪地のため、冬場ははしれませんが、郡上八幡や昨今人気に高い、付知峡やモネの池などの景勝地があり、ツーリング応えのある場所でもあります。
□近畿
歴史的な街や観光名所が多数あるエリア
[滋賀県・奈良県・和歌山県・大阪府・京都府・兵庫県]
京都や奈良、そして大阪など、歴史的な街が多くあり、観光名所も多数あるエリアです。但し、エリアの中心が紀伊半島で、バイクで走れる爽快路が高野龍神ラインがメインとなり、大台ケ原や熊野古道など、奥深い秘境が多く点在していて酷道も多い場所です。そのほか、近畿圏ライダーに人気の高い琵琶湖一周(ビワイチ)や淡路島一周(アワイチ)などの楽しいツーリングコースがあるエリアです。
□中国
好景観、好眺望の場所が数多くある
[岡山県・広島県・鳥取県・島根県・山口県]
戦国時代の中国地方の覇者、毛利氏の史跡や城跡などが入り濃く残る中国地方。大山・蒜山エリアや山陰ジオパークの日本海エリア、秋吉台・角島エリアなど好景観の場所が多くありますが、特に瀬戸内海エリアは人気が高く、しまなみ海道や瀬戸大橋を使っての多島美の景観を望んだり、四国に渡ったり、小豆島へのフェリーツーリングなどは人気が高く、年間を通して温暖ということもあり、多くのライダーが訪れる場所でもあります。
□四国
ライダーを引き付けてやまないエリア
[香川県・徳島県・愛媛県・高知県]
アクセスが不便で秘境感の強かった四国ですが、しまなみ海道や瀬戸大橋、または淡路島経由で本州から、そして九州からは、別府よりフェリーで行けることから、身近になりつつあるエリアです。また、昨今は仁淀ブルーで一躍有名になりましたにこ淵や、四国カルスト、UFOラインなど、新たな魅力も発見され、ライダーを引き付けてやまないエリアです。但し、やはり四国山脈を越えた高知側はまだまだアクセス路が限られていて、海沿いを周りますとかなりの距離にもなりますので、宿泊型ツーリングか、レンタルバイクの利用がお勧めです。
□九州
雄大でダイナミックな景観や道を楽しめる
[福岡県・佐賀県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県]
多くの爽快路がある人気の阿蘇エリアがあります九州。その他にも、雲仙天草や霧島、桜島など、迫力のある山岳景観や、史跡を楽しめるエリアです。また、昨今は屋久島や渥美大島、対馬などの離島も人気が高く、九州自体もそうですが、フェリーか、もしくはレンタルバイクを視野に入れてのプランニングがお勧めです。神戸発で別府や鹿児島に着くフェリーをうまく使いエリアを限定すれば、自分のバイクでも時間を掛けずにダイナミックな九州の景観や道を楽しむことが出来ます。
□沖縄
綺麗な海と海上橋梁
[沖縄県]
沖縄といえば、海、ビーチということで夏のイメージですが、ツーリングにお勧めなのがオフシーズン。特に冬場はバイクで走るとちょうどいい気温で、しかも、飛行機や宿などの旅費が安いのでお勧めです。沖縄本島へは自車でフェリーというのもありますが、やはりレンタルバイクが手軽でお勧めです。一番大きい沖縄本島は2~3日かけて周遊すると、いろいろなとこりに寄れて楽しめます。但し、やはり交通の便が車しかないため、主要道は混むので、意外と移動に時間がかかります。また、宮古島はエメラルドグリーンの海上を渡る長い橋が何本もあって、綺麗なビーチとともにお勧めの場所です。