琵琶湖や紀伊半島、そして、淡路島など、魅力なツーリングエリアがあります近畿エリア。特に琵琶湖や淡路島は、同所を一周するビワイチやアワイチで人気のツーリングエリアです。但し、大阪や兵庫の山岳部では二輪通行禁止のところも多いので、必ず道路標識はご確認を。
① 琵琶湖 ② 湖北古戦場巡り ③ 湖南・近江八景を巡る ④ 斑鳩・明日香 大和路の名刹を巡る ⑤ 高野龍神ライン ⑥ 南紀 ⑦ 美山・周山街道 ⑧ 丹後半島 ⑨ 淡路島
□琵琶湖
ビワイチを楽しむ
琵琶湖一周で、おおよそ200km。今回は、琵琶湖大橋の北側、俗に北湖と言われていますエリア約160kmを周瑜するツーリングルートです。国宝の天守をもつお城や、織田信長が作った城など、歴史的史跡が多く、それらを見ながら海のような湖畔を望む琵琶湖さざなみ街道を走るルートをご紹介いたします。
□湖北古戦場巡り
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが戦った戦場を巡る
織田信長が天下布武を唱えた岐阜城を出発し、徳川家康が戦った天下分け目の関ヶ原の合戦跡、そして、豊臣秀吉らが活躍した小谷城跡や姉川の戦い古戦場、そして、賤ケ岳の古戦場など、やはり琵琶湖は歴史的にも天下人になるための重要地であったことが分かるような、各城跡や古戦場を巡る史跡ツーリングルートです。
□湖南・近江八景を巡る
五百年前の景勝地を巡る
琵琶湖の、琵琶湖大橋の南側の南湖、一周約40kmを中心に、湖南のエリアにあります近江八景を巡るツーリングプランです。江戸時代、大ヒットした歌川歌麿の近江八景の浮世絵とともに現在の近江八景を訪ね、当時の浮世絵と見比べてみるツーリングも一興かと思います。
□斑鳩・明日香 大和路の名刹を巡る
大和王朝の史跡と古代浪漫を訪ねる
斑鳩、そして、飛鳥と、日本の古代王朝の地、及び各古刹を、バイクならではの機動力を使って見て回る史跡見学ツーリングです。さながら修学旅行のようでもありますが、当時を思い出しながら、大人になった今でこそ違う見方が出来る古刹や史跡。そして、ツーリングらしく曽繭高原まで足を延ばして、爽快な走りを楽しみます。
□高野龍神ライン
近畿エリア随一の走りを楽しめる道
紀伊半島、いや、近畿エリア随一の走りを楽しめます、爽快な高野龍神スカイライン。同道を走ることを中心に、起点の高野山で参拝し、終点の龍神温泉で三大美人の湯に浸かる。そして、足を延ばして絶景の白崎海岸展望台へと、距離はありますが、ある意味、満足度の高いぜいたくなツーリングルートです。
□南紀
陸の孤島を訪ねる
かつてはその遠さから陸の孤島とも呼ばれていました南紀エリア。 紀勢自動車道が延びて、近畿圏はもとより、中京圏からも行きやすくはなりました。瀞峡や丸山千枚田、那智の滝、海金剛、潮岬など、多くの景勝地がありますが、どこも訪ねやすいのが特徴。但し、やはり日本一の大きさの半島ということでエリアが広いですので、景勝地での見学時間を含めて時間配分にはご注意を。時間があれば、ぜひ、三段壁や円月島まで足を延ばされて見られることをお勧め致します。
□美山・周山街道
京都を楽しむ周遊ルート
京都の名刹を巡り、京都市の北区、右京区を巡るツーリングです。周山街道を走り、美山、日吉ダム、そして、保津峡、嵐山高雄ハイウェイと巡る周遊ルートです。風情があり、また名刹を巡ることで京都の観光も楽しめますが、紅葉時に混むのと、保津峡への道が極狭の酷道なことと、拝観料がかかることにご注意を。京都市内の寺社に寄られるかどうか、もしくはどこの寺社に寄られるかは、各々ご判断ください。
□丹後半島
山陰海岸ジオパークの奇勝奇岩を巡る旅
京都府の北、日本海に突き出た丹後半島。 山陰海岸ジオパークに含まれ、日本三景の天橋立や伊根の舟屋、立岩などみどころの多いエリアです。丹後半島の海岸線を走るルートで、日本海を満喫して爽快に走れますが、天橋立の展望所や観光スポットが多いため、事前にチョイスしてから行きつつ、時間配分を確認しながら周るのがお勧めです。可能なら泊りがけにして、その風情をゆっくり楽しみながら周りたい場所です。
□淡路島
ザ・アワイチ
1周約170kmの明石海峡に浮かぶ淡路島。ツーリング等で島を一周しますアワイチが特に近畿圏のライダーに人気ですが、日本で最初に国造りが行われた場所として、古事記や日本書記にも載っています由緒ある島です。海沿いの水仙ラインやサンセットウェイを爽快に走りつつ、その伝説に繋がる、おのころ島神社や伊弉諾神宮、絵島などを巡るのもいいですし、明石海峡や瀬戸内海の眺望のよい眺望ポイントを巡るもよし、ご当地で有名な玉ねぎグルメや人気の淡路島バーガーを楽しむもよし、ツーリングにちょうど良い距離でいろいろ楽しめる島です。