2024年大河ドラマ「光る君へ」で話題の『源氏物語』に関する企画展「松平定信と源氏物語」が桑名博物館にて新春開催!

三重県桑名市は2024年1月13日(土)~2月25日(日)に、桑名市博物館にて「新春企画展 松平定信と源氏物語」を開催します。

令和6年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部が書いた『源氏物語』は、平安時代中期の長編物語で、日本を代表する古典文学として知られています。この『源氏物語』は文学作品として読まれてきただけでなく、物語を主題にした絵画、いわゆる「源氏絵」としても、絵巻や屏風、工芸品などの様々な形態をとおして描き続けられ、雅な世界を象徴する題材として広く親しまれてきました。

 江戸時代後期に幕府の老中として寛政の改革を主導した松平定信(1758-1829)もまた、『源氏物語』に強い関心を持っていたようで、生涯に7度にわたってこの物語を書写しています。本企画展では収蔵品の中から松平定信の《細写 源氏物語》や帆山花乃舎の源氏物語図屏風などの作品が展示されます。現代まで読み継がれてきた『源氏物語』の世界をこの機会に堪能してみてはいかがでしょうか?

松平定信の《細写 源氏物語》
帆山花乃舎の《屏風「桜狩」》

また、桑名博物館2階展示室では特集陳列「<山>と<月>の日本画」および「刀剣セレクションIII―桑博ドラゴンズ―」が同時開催されます。

新春企画展 松平定信と源氏物語 概要

開催期間:令和6年1月13日(土)から2月25日(日)

開催場所:桑名市博物館(三重県桑名市京町37番地1)

開館時間:9時30分から17時まで(入館は閉館の30分前)

入 館 料:大人[高校生以上]150円 ※20名以上の団体は1人70円

展示解説:担当者による展示解説あり。1月21日(日)・1月27日(土)・2月4日(日) いずれも午後1時30分から。 予約不要、入館料のみで参加可能。

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