冬だからこそバイクで行きたいツーリングルート~水戸

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都心から日帰りで行ける日本三名園

金沢の兼六園、岡山の後楽園と共に日本三名園のひとつに挙げられる水戸の偕楽園。都心から日帰り圏内にも関わらず、なかなかツーリングでは行くことが少ない場所です。その偕楽園の名物が梅、2月中旬ごろから3月中旬にかけて園内にある3,000本もの梅の桜が開花し、梅まつりも開催されます。なかなか訪ねることの少ない日本三名園。是非、この時季だからこそ訪ねられてみてはいかがでしょうか。

水戸偕楽園の好文亭より千波湖を望む

常磐自動車道の水戸ICから国道50号線に入り、水戸市街へと向かいます。そして、一番に偕楽園に立ち寄ります。やはりこの時期、多くの観光客が訪ねますので、周辺にある多くの駐車場もすぐに満車になりがちですので、できれば後述します好文亭の開館1時間前(8時)ぐらいに着くぐらいの方がゆっくりできます(~2月中旬:7時~、2月中旬~:6時~、入園料:300円)。園内には100品種もの梅の木があるため、早咲き、中咲き、遅咲きと長い間、観梅を楽しむことができます。開花状況は偕楽園のHPでご確認ください。

偕楽園 満開の梅と好文亭

広い園内ですが、せっかくですから見晴広場や田鶴鳴梅林、猩々梅林など時間をかけてゆっくり散策されることをお勧め致します。中でも、立ち寄りたいのが日本建築の別荘である好文亭で、素晴らしい襖絵と庭園の景色を堪能することができます。なお、好文亭(200円)の開館時間は9時~と偕楽園の開園時間とは時間が空いていますのでご注意を。

好文亭

偕楽園は、1842年に徳川御三家の水戸藩の第九代藩主徳川斉昭によって造園された園庭で、園内には梅のほか桜山や竹林などもあり、また園内でも少し離れている場所にある徳川ミュージアムには、徳川ゆかりの展示物が収蔵されていますので、ご興味のある方は、一度バイクに乗って移動された方が良いかもしれません。また、偕楽園の東に隣接している常盤神社からは大鳥居越しの千波湖を望めます。

偕楽園 満開の梅林

さて、水戸の梅まつりの会場となりますのが、この偕楽園と、もう一か所が弘道館になります。

弘道館の正門

弘道館(9:00~、400円)は1841年に水戸藩9代藩主の徳川斉昭によってつくられた藩校で、2月下旬頃には館内の梅が色づき始めます。

弘道館のピンクの枝垂れ梅と井戸

そして、弘道館を後にして水戸市街から東に進みますと、大洗や那珂湊がありますので、時間と相談して茨城の海岸線を楽しみ、常磐道で帰路に着くことができます。

→ 冬だからこそバイクで行きたいツーリングルート~大洗・日立

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