京都でも有数の規模を誇る禅宗寺院 大徳寺の塔頭寺院黄梅院・興臨院・総見院の2023年春季特別公開内容が決定!

【黄梅院】 2023年3月25日(土)~5月14日(日)【興臨院】 2023年3月11日(土)~6月18日(日)【総見院】 2023年4月1日(土)~5月7日(日)土日祝日のみ

「京都の伝統文化と世界を繋げる」を企業理念に、 非公開寺院の特別公開やワンランク上の京都の文化体験を企画・運営する株式会社京都春秋は、 京都でも有数の規模を誇る禅宗寺院「大徳寺」内にある塔頭寺院「黄梅院」、 「興臨院」、 「総見院」の春季特別公開を2023年3月より順次開催いたします。
大徳寺 黄梅院 方丈庭園
大徳寺は織田信長や豊臣秀吉など戦国大名ゆかりの地で、その戦国武将に仕えた茶聖 千利休や日本美術史上の重要人物の一人、狩野永徳を代表とする狩野派などが活躍した当時の文化の最先端であり、後世の日本文化に多大な影響を与えた場所です。毎年春と秋のみ特別公開する黄梅院、興臨院、総見院では、その季節ならではの風景の移り変わりとともに、通常非公開である建造物や重要文化財を拝観できるため、観光シーズンには全国から多くの拝観者が集まり賑わいを見せます。  2023年の春季特別公開では、黄梅院にある現存最古の禅宗寺院の台所「庫裡(くり)」や興臨院の重要文化財の本堂、総見院の重要文化財「木造織田信長公坐像」など、貴重な歴史的建造物を公開いたします。心地良い春の季節、日常の喧騒を忘れ、新緑を愛でながら贅沢な拝観の時間をお過ごしください。

春季特別公開 寺院紹介

■  大徳寺 黄梅院 織田信長が創建し、のちに豊臣秀吉が増築するなど戦国大名ゆかりの寺院。千利休が66歳の頃作庭したと言われる「直中庭」があることでも有名です。苔とモミジが美しく新緑の季節の観光スポットとしても名高い寺院です。
黄梅院 前庭
<公開概要> 公開期間:2023年3月25日(土)~2023年5月14日(日)10:00~16:00(受付終了) 休止日:未定 拝観料:大人800円 特別公開: 千利休作庭「直中庭」 武野紹鷗好み茶室「昨夢軒」 方丈庭園「破頭庭」 【重文】雲谷等顔筆 本堂障壁画(複製) 【重文】庫裡

特別公開の見所

【重要文化財】日本最古の庫裡(くり) 寺院の台所で僧侶の居住空間だった場所。日本に現存する禅宗寺院の庫裡としては最古のものです。
【重文】庫裡
千利休作庭と伝わる「直中庭」 千利休66歳の時に作庭されたと伝わる直中庭。秀吉公の希望により軍旗の瓢箪を象った空池を手前にし、加藤清正公伝承の朝鮮灯籠などを配した苔一面の枯山水庭園です。千利休が茶の世界だけでなく、マルチクリエイターとしての様々な才能と素質が垣間見れる庭の一つです。
千利休作庭「直中庭」
【重要文化財】雲谷等顔筆 本堂障壁画(複製) 桃山四大巨匠の一人で、毛利家の御用絵師として雲谷派を築いた雲谷等顔による障壁画。桃山時代を代表する画僧 雪舟の水墨画を手本とし、大胆な構図の水墨画を多く残しました。(現在は複製)
【重文】雲谷等顔筆 本堂障壁画(複製)
■  大徳寺 興臨院 室町期の建築様式の特徴を見せる本堂(重要文化財)や唐門を持つ大徳寺興臨院。桃山期には豊臣政権の五大老を務めた前田利家が本堂屋根を修復、また菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院です。優美で安定感のある姿が静寂と落ち着きを感じさせる本堂や、「昭和の小堀遠州」とも言われた作庭家、中根金作が復元した方丈庭園を持ちます。
【重要文化財】興臨院 本堂 
<公開概要> 公開期間:2023年3月11日(土)~2023年6月18日(日)10:00~16:30(受付終了) 休止日:3月21日(火・祝)※5月28日(日)は13:30~公開 拝観料:大人600円・中高生400円・小学生300円(保護者同伴) 特別公開: 【重文】表門 【重文】本堂 方丈庭園 茶室「涵虚亭」(かんきょてい) 

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