冷たい風が身体をよぎり、そろそろ紅葉の気配が感じられてくる中、街が赤く染まる前に一足早く、秋を探しに、ぷらっとツーリングに出かけてみました。
各町に歴史あり
都心から約40㎞の場所にある手賀沼。周囲長38㎞の千葉県柏市等に位置する利根川水系の湖沼で、江戸時代に水害から守るため現在の場所に東遷されました。今回、その手賀沼の風情を楽しみにツーリングに出かけてみました。
国道6号線を進み松戸市に。まず水戸藩最後の藩主の徳川昭武が造った戸定邸に立寄った後、紅葉で有名な本土寺に。境内が赤く染まる11月下旬〜12月上旬には多くの観光客が訪れますが、訪問時にはまだ紅葉の葉も青く無料でのんびりと境内を散策することができました。
常磐線の北小金駅を挟んで南にある東漸寺も紅葉の名所です。こちらも同じく11月下司に見頃を迎えます。
ちなみに松戸の語源は馬と松が多い里だったことから馬津里(うまつさと)と呼ばれていて、それに松が当字になり松戸になったそうです。
さて、松戸を後にして隣りの柏市に入りました。千葉県内で千葉市に次いで人口が多いのは船橋市で、続いて松戸市になリます。そして市川市、柏市と続きます。柏市の語源は利根川や手賀沼のの舟運による河岸場(かしば)が転じて柏になった説が有力です。
手賀沼の南岸にある道の駅しょうなんにて昼食を取り、そしと手賀沼南側に点在する平将門の史跡を見て回りました。
特に将門通りにある将門の娘が建立しという将門神社(1859年に再建)の彫刻は素晴らしいです。そして、手賀沼の東にある下手賀沼そばにある滝田家住宅に立ち寄った後、手賀沼の北岸側に渡りました。
雰囲気のいい滝前不動尊経由で水の館の展望台より手賀沼を一望。
手賀沼を後にして、あけぼの農業公園、旧吉田家住宅歴史公園と立ち寄り、常磐道の柏ICより帰路に着きました。
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