あなたは「海外旅行派」?「国内旅行派」?

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アンケート結果を阪急交通社が公開

海外旅行が再開する中、 旅行先を海外にするか国内にするかで迷われる方は今後増えてくるでしょう。 久しぶりの海外旅行を楽しみたい方もいれば、 引き続き国内旅行を中心にしたいという方もいるはずです。
では、 海外旅行派と国内旅行派で分けるとしたら、 現在はどのような割合になるのでしょうか。 今回阪急交通社では、 全国20代以上の男女500名以上を対象とし、 海外旅行派と国内旅行派の割合を調べるアンケート調査を実施。 その結果を公開します。

【調査概要】
  • 有効回答数:522名
  • 調査期間:2022/11/21~2022/11/27
  • 調査機関:株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用)
  • 調査対象:全国、20代以上の男女
  • 調査手法:Webアンケート

これまでコロナ禍で制限のかかっていた海外旅行ですが、徐々に規制が緩和され、隔離期間なしで渡航できる国も増えてきました。国内旅行も、行動制限がゆるやかになることで、以前より活発に行われるようになってきています。海外旅行にも国内旅行にも行きやすくなったいま、改めて海外旅行派か、国内旅行派かと問われたら、はたしてどのような結果になるでしょう。アンケートで確認してみました。

■国内旅行派が62%で多数! 海外旅行派は13%に

全国、20代以上の男女522名に、「あなたは国内旅行派ですか? 海外旅行派ですか?」と質問した結果がこちらです。

※「現在のあなたの状況や世の中の状況などに関係なく、どちら派と言われればこちらだと思うほうをお選びください。迷われた場合は、すぐ思い付いたほうをお選びください。」との補足の上で回答してもらっています。


「国内旅行派」が62%、「海外旅行派」は13%と、国内旅行派の方が多数となりました。そして「どちらともいえない」が22%、「わからない」が3%となっています。
年代別に見ると、20代や30代の人のほうが40代以上の人よりも、海外旅行派と答えた割合は高くなりました。20代に絞ると、海外旅行派が20%です。

■国内旅行派と海外旅行派、それぞれを選んだ理由は?

どういった理由で国内旅行派、海外旅行派のそれぞれを選んだのかについても聞いたところ、以下のような回答がありました。

国内旅行派の回答
「行きたいと思った時にすぐ行けるから。何かトラブルがあってもパニックにならずにいられると思う」
「海外旅行を一度もした事がなく、言葉が通じないのが不安しかないから」
「身近に、まだ魅力的な観光地がたくさんあるから」
「外れがなく、どこに行っても食事はおいしく、温泉がある」
「日本語が通じるし、何より安全なので」

海外旅行派の回答
「日本では体感できない文化や人々の生活習慣に触れるのが新鮮だから」
「日本とは違う経験ができる」
「言葉が通じないところに身を置くと、思ってもみないことが起きる。この連続が好きで病みつきになるから」
「海外の方が広大で圧倒される気がするから」
「外国の(特にヨーロッパ)の街並みを見て、歴史を感じたい」

国内旅行派では、言語の不安がないこと、簡単に行けること、まだ行ったことのない場所があることなどが理由として多く挙げられていました。一方海外旅行派では、非日常や異文化体験が魅力的なことを理由とする人が多かったです。

■海外旅行と国内旅行、楽しみたいことの違いは?

次に、海外旅行派と答えた人には海外旅行で楽しみたいこと、国内旅行派と答えた人には国内旅行で楽しみたいことを、それぞれ聞いてみました。

国内旅行のほうが海外旅行と比べて割合が特に多いのは、「グルメ(77%)」「温泉・サウナ(61%)」「宿泊施設(42%)」「テーマパーク(26%)」でした。一方「芸術鑑賞(43%)」「現地の人との交流(23%)」は海外旅行のほうが国内旅行より多い結果となりました。「買い物(61%)」や「体験(アクティビティ)(20%)」でも海外旅行が多い傾向にありました。

温泉やサウナを楽しめる国は少なく、日本ならではの楽しみともいえるでしょう。コロナ禍においては、宿泊施設での滞在そのものを楽しむという考え方も浸透しています。
一方海外では、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館など世界的に有名な美術館を訪れ、貴重な芸術作品を鑑賞したいという方が多いものと考えられます。言語の違いというハードルはあるものの、現地の人たちとのコミュニケーションは貴重な異文化体験となります。また、学習した英語力を活かす機会とされる方たちも多いでしょう。

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