光の道は2月23日(木)前後
福岡県の福津市にあります宮地嶽神社。海までの伸びる約1.3kmの参道と、玄界灘に浮かぶ相島が太陽と一直線になり、参道が光のように輝くことで有名な神社ですが、この光の道が見れますのが、年に2月下旬と10月下旬の2回のみ。2023年の冬は2月23日(木)前後の午後4時ということで(2024年は未定)、同日の前後、2月18日(土)〜26日(日)は 宮地嶽神社で「夕陽の祭典」が行われます。1年に2度しかないチャンス。是非、この機に訪ねられてみてはいかがでしょうか。
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さて、宮地嶽神社ですが、神社の参拝用の駐車場は、本殿から少し離れたところにあります。Google Mapなどでは「宮地嶽神社第一駐車場」と検索しますと見つかります。なお、光の道で有名な宮地嶽神社ですが、創建は約1,700年前にもさかのぼる古刹で、どのような願いもかなうと言われています。
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境内には多くの見どころがあり、境内の奥にあります奥之宮八社は、全てお参りすれば大願がかなうと言われています。そして、光の道ですが、前出しましたように年に2回、2月下旬と10月下旬に見ることができます。もちろん、参道の先、ドンピシャの時が一番いいですが、やはりカメラを持った多くの人々で混みますので、その前後1週間の 「夕陽の祭典」 時のいずれか都合の良い日にご参拝されて、光の道を見るのがいいかもしれません。
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さて、 宮地嶽神社の周辺。福岡市の周囲の冬の見どころとしましては、 宮地嶽神社から10kmほど南に行ったところの古賀市に、筵内(むしろうち)菜の花公園があります。6万㎡に500万本もの菜の花が咲き、菜の花の中の道をあることができます。見頃は3月初旬(なの花祭りも開催されます)で、 宮地嶽神社 の光の道とは時季が少しずれますが、2月下旬でも菜の花畑を楽しむことができます。
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そして、福岡市の沖に繋がってある糸島にあります海の中道海浜公園でも菜の花畑が広がっていますので、 海の中道海浜公園に立ち寄りながら糸島半島(志賀島)を一周(50~60km)して、玄界灘に面した道を走るのも気持ちいいと思います。
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ちなみに、福岡市の姪浜からの航路がある、洋上に浮かぶ能古島にはのこのしまアイランドパークがあり、入園料がかかりますが、丘の上に咲き誇る菜の花畑を玄界灘をバックに楽しむことができます。
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また、福岡市から60kmほど離れていますが、高速を使えば50分ほどで行ける朝倉市・うきは市には、菜の花畑で有名な、道の駅 原鶴 バサロと大春の里が近くにあり、まさに菜の花を満喫することができます。
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なお、うきは市には、山の中腹に赤い鳥居がずらっと並ぶ浮羽稲荷神社や滝景が綺麗な調音の滝公園などがあります。
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あと、福岡市から西に約35km、高速を使って40分弱で行ける福ふくの里も約4万本の菜の花が咲き誇ります。ここの菜の花は1月下旬から4月までと長い間見ることができるのが特徴です。
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福ふくの里への途中の糸島市の北部には名所で白い鳥居がある二見ヶ浦があり、その西岸の方には牡蠣を食せる食事処が点在しています。
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宮地嶽神社の光の道をメインに福岡市内、もしくは南の朝倉市・うきは市、または西の糸島市と、場所と時間を鑑みて、この時期ならではの黄色い絨毯を楽しみにいかれてみてはいかがでしょうか。
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