山腹が1,000本もの梅で紅白に染まる
都心から約80km、バイクで約1時間30分で行ける日本百名山の筑波山。標高が877mと百名山では最も標高が低く、関東平野の北東部にある独立峰ということで、冬でも走れる山です。この時季、万葉集にも詠まれた筑波山の山腹は梅の花で埋め尽くされます。筑波山の梅の見頃は2月上旬から3月上旬。北関東エリアからも行きやすい筑波山。ちょっと、ぷらっとツーリングに出かけられてみてはいかがでしょうか。

筑波山へのアクセスは、常磐自動車道でしたら谷和原ICや土浦北IC、また北関東自動車道からでしたら桜川筑西ICや笠間西IC、友部ICなどがあります。筑波山周辺には見どころや立ち寄りスポットも多いですので、是非、下記記事をご参照ください。
さて、筑波山神社の西側、筑波山の中腹約250mにある筑波山の梅林は、山の斜面に約1,000本の白梅、紅梅が植えられ、筑波山の巨岩が点在する中で可憐な花を咲かせます。見頃は2月上旬~3月上旬で、同時期には梅まつりが行われます。

駐車場は周囲に第1駐車場から第4駐車場までありますが、会期中は多くの観光客が訪れ駐車場待ちで筑波山神社への道が渋滞になるのと、バイクは第2駐車場で二輪車8台程度(250円)になるため、早めの訪問がお勧めです。また、梅まつり会期中は、筑波山梅林会場内を通る林道沼田新田酒寄線は車両通行止めになりますのでご注意を。

なお、梅林の最上部にあります「展望あずまや」からは眼下に梅林が、そして好天時には関東平野越しに東京の高層ビルや富士山を望むことができます。

そして、あわせて是非立ち寄りたいのが、すぐ隣にあります筑波山神社で、有史以来約3千年もの歴史を持つと伝わる古刹です。
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