灘黒岩水仙郷と道の駅うずしおは休業中(2023年)
冬だからこそツーリングで行きたい場所としてご紹介しますのは、兵庫県の淡路島です。温暖で橋続きでバイクでアクセスできて、大阪や兵庫などから行きやすい場所として人気のツーリングエリアで、何をいまさら…と思われるかもしれませんが、実は、淡路島は冬の花、水仙の名所なのです。

福井県の越前海岸、千葉県の鋸南町、そして兵庫県の淡路島が日本の三大水仙群生地と言われています。中でも淡路島の水仙自生地としては立川水仙郷と灘黒岩水仙郷が有名で、両所の水仙の見頃は、12月下旬から3月下旬頃になります。 立川水仙郷は淡路島の南東部に、そして、 灘黒岩水仙郷は島の南部にあり、両方とも東岸に位置していますので、そちらを中心にしたツーリングルートになります。

まず、兵庫県側から神戸淡路鳴門自動車道を走り、淡路島に入り観覧車のある淡路SAで休息した後、そのまま淡路ICから高速を下ります。そして島の内陸部へと向かいます。県道157号線を走って行きますと、兵庫県立公園あわじ花さじきに着きます。ちょうど、1月上旬~4月中旬は菜の花が、11月中旬~2月下旬は淡路島が産地として有名なストックが咲いています。入場無料というのが嬉しいです。

そして、海沿いを走る国道28号線は交通量が多いため、近くの東海ICより神戸淡路鳴門自動車道に入り、津名一宮ICで下ります。東に向かい海沿いを走る国道28号線に入ります。ちょうどイオンがあるあたりになります。そのまま国道28号線を南下。交通量はありますが、海沿いを走り爽快です。しばらく走ると、雰囲気がありオートバイ神社もある安乎岩戸信龍神社に着きます。近くにはヤシの木が並ぶAWAJIのオブジェもあります。

再び、海沿いの気持ちの良い国道28号線を走り、島の東岸沿いに南下します。途中の厚浜には、水の大師というマイナーながら崖っぷちに空海像と祠のある場所があり、岩と海の景色を楽しめます(道沿いに駐車スペースあり)。そして、ドラゴンクエスト記念碑がある洲本市内を洲本城跡があります。

なお、洲本城のある三熊山を横断する約3kmの三熊山ドライブウェイはプチワインディングで走りを楽しめますが、海沿いの道(南淡路水仙ライン)も景色が綺麗で、どちらを走るか悩んでしまうところですので、お好みで。さて、洲本市街を後にして海沿いを走ります県道76号線 (南淡路水仙ライン) を走ります。やがて淡路橋立とも呼ばれます長い砂洲の成ケ島を見つつ由良漁港を過ぎますと、生石公園に到着します。公園の展望台からは紀淡海峡の好眺望を望めます。

ちなみに、公園の近くには戦争遺跡の由良要塞の跡があったり、また成ケ島方面へ向かうと海沿いに波切不動明王があり、バイクとともに写真が撮れます。
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