国内有数の絶景爽快路
国内で1、2位を争う人気の絶景道のビーナスライン。走りやすい爽快な草原の中を走る道で、終始、アルプスの山々や八ヶ岳、富士山を見ながら走れて、気分が高揚します。今回は、そんなビーナスラインを中心に美ヶ原などを巡るルートをご紹介致します。

総走行距離~約140km
ビーナスライン~長野県茅野市から長野県上田市の美ヶ原高原美術館を結ぶ約76kmの山岳路で、1500m超の高度の高いところを走るため周囲のアルプスや八ヶ岳、富士山などの眺望がよく、走りやすくライダーに人気の高い道です。
ビーナスライン(県道192号線~)は茅野市内から始まりますので中央道の諏訪ICからの方が近いですが、ここは町中は通らずに、中央道の諏訪南ICで高速を下りて、八ヶ岳ズームライン、そして八ヶ岳が見え道中は開放感もあります八ヶ岳エコーラインを通ってビーナスラインに入りますが、途中で県道191号線を曲がって御射鹿池や、国道299号線(メルヘン街道)から横谷温泉方面に行き、途中の乙女の滝など寄り道をしつつ、蓼科湖あたりからビーナスラインに入られることをお勧め致します。
御射鹿池~日本代表する画家の東山魁夷氏の作品「緑響く」の舞台ともなった場所で、静かな湖面に樹々が映り込みとても綺麗な景色を醸し出しています。無料の舗装駐車場あり。
静かでこじんまりとした蓼科湖を過ぎ、ビーナスラインを進んで行きます。高度がどんどんと上がり、眼下に町並みが見えるようになってきます。しばらく走りますと、女の神展望台がありますので小休止。ベンチもあり、南アルプスや富士山も望め、コーナーの先にありますので通り過ぎがちですがお勧めの展望台です。

ビーナスラインをそのまま進んで行きますと。しらかば2in1スキー場と女神子へとの分岐点がありますが、ここはぐるっと迂回するルートになりますが女神湖方面へと向かいます。道中にはカーブ手前に夕陽の丘公園という小さな展望台があり、カラマツ林越しに北アルプスの眺望を望むことが出来ます。そして、そのまま進みますと女神湖湖畔に到着します。
女神湖から白樺湖へと向かいますが、距離は短いですが林間路のこの道もとても爽快です。さて、周囲にホテルやお土産店が多くあり、観光地として賑わっています白樺湖を過ぎ、いよいよビーナスラインのメイン区間へと入ります。どんどんと高度が上がり、まずは白樺湖展望台に。駐車場がありますが車が多く止まり、週末などは入れない場合も多い場所です。眼下に白樺湖とその向こうに蓼科山や八ヶ岳の箱庭的な好眺望を望むことが出来ます。

そして、車山高原に入り、草原に囲まれた中、アルプスの峰々の遠望を見ながら走ります。この辺りから霧ヶ峰までの約8kmがビーナスラインのハイライトになるかと思います。ところどころに小さな駐車場(未舗装もあり)がありどこからでも綺麗な景色をみることが出来ますので、立ち寄って景色を満喫するのもよし、途切れ途切れに走ると走りの爽快感が減ってしまうこともありますのでそのまま止まらずに高原の中を走る爽快感を楽しむもよし、景色も走りも楽しめる贅沢感を味わえます。

そして、やがて、ビーナスライン最大級の駐車場の霧ヶ峰富士見台駐車場に着きますが、お勧めはその少し手稀にあります伊那丸富士見台駐車場。霧ヶ峰富士見台駐車場に比べると小さいですが、車や人も少ないながらここからは八ヶ岳や南アルプス連峰、そして好天でしたら富士山も望むことが出来ます。

そして、霧ヶ峰富士見台駐車場に。売店もある大きな舗装駐車場で、アルプスの綺麗な峰々を見ることの出来る、好眺望な展望駐車場です。

そこからビーナスラインを走りますと、やがて車山肩の駐車場に到着します。ここから、ビーナスラインを代表するダブルヘアピンが見れるほか、ちょっと歩いてビーナスの丘まで行けば、高原越しに日本アルプスが浮かぶ好眺望を望むことができます。また、ここにはレストランと喫茶店がありますので、混んでなければ小休止にお勧めです。
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