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中世城郭の最高傑作
戦国時代に北条氏の北条氏照の居城として関東随一の規模を誇った、現東京都八王子にあったお城です。近くにある八王子城とともに日本遺産に認定されています。
1521年に武蔵国(現在の東京都、及び埼玉県)の守護代だった大石氏により築城されたお城で、後に北条氏康の三男の氏照が城主となり滝山城の改修を行われたといわれています。
1569年に、小田原城への攻撃に向かう武田信玄軍に攻略をされ、攻城戦が行われたと伝わります。
その後、北条氏照は八王子城に移り、1590年に豊臣秀吉による小田原征伐の際も、北条軍と豊臣軍の攻防は八王子城で行われ、滝山城で戦闘があったかは不確かなようです。
城址は保存度が高く、本丸や二の丸のほか、いろいろな史跡を見ることが出来ます。
広い中の丸の一画にトイレがあり、その脇にパンフレットが置いてあります。
その後、滝山城は廃城となりましたが、昨今、発掘も行われ、その保存状態の良さから、中世城郭の最高傑作とも言われ、続日本100名城にも選ばれました。
滝山城のシンボルとも言えます引橋。本丸と中の丸を繋いでいます。
駐車場は、少し歩きますが、城の麓に滝山観光駐車場があります。
八王子は関東への要所だったらしく、八王子城のほか、この滝山城を含めた三つの戦国山城(滝山城、高月城、根小屋城)などもありますので、マップをHPからダウンロードして、城跡巡りをしてみるのもいいかもしれませんね。
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