秋色のコキア 紅葉見頃 & 『みちのくふるさと秋灯り』開催(国営みちのく杜の湖畔公園)

国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県柴田郡川崎町)では、合計7,000本のコキアが真っ赤に染まり、秋の風景が広がっています。

秋の空に映える真紅のコキア(だんだん畑) 2024年10月15日撮影

今年のコキアは、だんだん畑(約6,000㎡)に6,200本、彩のひろばの一部(約400㎡)に800本を植栽しています。今夏は気温が高く雨量が少なかったため、昨年より大きく生長。高さ約1mほどの大きさになり、見応え十分です。

秋の深まりとともに、さらに紅く

天候や時間帯、見る角度によって色合いが変化(だんだん畑)2024年10月15日撮影

朝夕の気温の寒暖差が大きくなってきた今月5日頃から色づき始め、現在紅葉の見頃を迎えています。今週末頃にかけてさらに紅くなり、全体が深紅に染まると予想しています。紅葉の最盛期はこれから10日ほど続く見込みです。※紅葉の進み具合は気象条件により変わる場合もありますので、最新の状況はお問い合わせください。
だんだん畑の周囲では、ススキの穂が風に揺られ、落葉樹も徐々に色づいてきました。本格的な秋の訪れを感じる風景が広がっています。

みちのく公園のコキア

計7,000本

・だんだん畑(6,000㎡)6,200本

・彩のひろば(400㎡)800本

 品種名:ルージュ

 科名/属名:ヒユ科ホウキギ属

 原  産:南ヨーロッパ 

コキア(彩のひろば) 2024年10月13日撮影

丸々とした可愛らしい形と色の変化が特徴の一年草。夏のふわふわとした色鮮やかなライムグリーンの緑葉から、徐々に葉が硬くなり、秋には真っ赤に色付きます。10月上旬~中旬にかけて紅葉し、10月下旬~末にかけて小麦色に変化していきます。和名はホウキグサで、日本では1000年以上前から栽培されており、昔はこの茎を乾燥させ「ほうき」を作っていました。実は秋田県の名産品「とんぶり」となり、プチプチとした食感から畑のキャビアと呼ばれています。※当公園のコキアは観賞用のため食べられません  

次回イベント紹介 『みちのくふるさと秋灯り』

11月1日(土)~4日(月振)、8日(金)~10日(日)の計7日間、夜間ライトアップイベント『みちのくふるさと秋灯り』を開催。南地区のエントランス付近から東北6県の古民家を移築・展示しているふるさと村にかけて、LEDライトでのライトアップやプロジェクションマッピング、風情のある提灯などで夜間の空間演出を行います。イベント期間中の11月9日(土)には約300発の打ち上げ花火も実施予定です。

古民家のライトアップと打上げ花火(ふるさと村) 2023年撮影

『みちのくふるさと秋灯り』実施概要

〔開催期間〕2024年11月1日(金)~4日(祝)、8日(金)~10日(日)計7日間

〔点  灯〕16:00~20:00(最終入園 19:30)

〔開催場所〕南地区 エントランス ~ ふるさと村

お問い合わせ先

〒989-1505 宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9

みちのく公園管理センター

TEL:0224-84-5991 FAX:0224-84-5992

〈公園ホームページ〉

〈SNS〉

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国営みちのく杜の湖畔公園について

釜房ダムの湖畔に位置する東北唯一の国営公園。平成元年8月の開園以来、「みちのく公園」の愛称で親しまれ、蔵王連峰を背景に広がる敷地は総面積647.4haにも及びます。美しい大花壇や大型遊具、東北6県の古民家が移築された「ふるさと村」などがある南地区、「エコキャンプみちのく」や「自然共生園」、「ドッグラン」などで気軽にアウトドアやアクティビティが楽しめる北地区、豊かな緑が広がる里山地区の3つのエリアに分かれています 。令和6年4月26日には開園以来の累計入園者数が2,000万人を達成しました。

彩のひろば(南地区)2024年春撮影
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