ちょっとバイクに乗ってみたい、と思ったらぷらっと近所を回るツーリングも楽しい。知らない景色に出会い冒険感を味わえるかも…
近くの場所でタイムスリップ
個人的には、数百キロ走るのも数キロ走るのもそこに旅や冒険が感じられればツーリングだと思います。実は近くに気になる場所があったのですが、狭路が多くてなかなか車では回り難く、歩いて回るのも辛いので訪ねる機会がなかなかありませんでした。しかし機動力のあるバイクであればパッと回りやすいもの。今回はちょっと気分を変えて近所の名所を訪ねるツーリングに出かけたみました。場所は、谷中・根津・千駄木。通常、谷根千と呼ばれている場所で、昨今人気の高い場所です。
まずは谷中ぎんざと呼ばれる商店街に。ここに「夕焼けだんだん」という石段があり行ってみました。夕焼けの綺麗な場所とのことですが、日中でも風情を感じられる場所です。
そして旧家の旧吉田屋酒店を眺めつつ、ひとつめの気になる場所の「観音寺築地塀」に。
軽自動車しか通れないような狭路にある塀ですが、1772年に焼失し文政年間(1818ー1831年)頃に再興された観音寺の現存する塀で国登録有形文化財にも指定されています。
その後、谷中のヒマラヤ杉、夏目漱石旧居跡と巡り、根津神社に。
重文の建物が多く境内には千本鳥居もあり、プチ伏見稲荷大社感を味わえます。
そして、もうひとつの気になっていた場所である本郷の樋口一葉菊坂旧居跡に。車が来たらバイクでも離合困難な路地路の脇にある場所で、都心ながらまるで昭和初期にタイムスリップしたかのようなレトロ感を漂わせていました。いやー、来て良かったです。近場ののプチトリップツーリングを満喫した一日となりました。
本郷文豪の史跡巡り
東京大学がある文京区本郷は、学問や学術用の印刷業や出版社などが栄えたことから、多くの文化人が集いました。その史跡が今も町中に点在しており、文豪たちと同じ風景を見ていると思うとよりいっそう感慨深くその風情を楽しむことができます。
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