江戸と河童と世界一
今回、「プチツーリングじゃ旅のスケール感が味わえないよ」とお思いの方にご用意しました、“世界一”を二つ。一つは世界一のタワー「東京スカイツリー」、そしてもう一つは“世界一の大きさのブロンズ製仏像”としてギネスに認定されている「牛久大仏」。「なーんだ」と思うかもしれませんが、全世界のたった0.25%しかない国土の中のにある世界一を数時間走るだけで2つも見るのですから、時間対スケール効果はメッチャ高いですよ。
で、スタートはスカイツリーの前での記念撮影。
高さ634m(むさし)で世界一の電波塔の東京スカイツリー。ツリーの全体像を撮影するなら、押上駅横の踏切付近か、三ツ目通りの源森橋がお薦めです。ツリー全体をフレームの中に入れ、さらにバイクを絡めて撮るのは至難の技。そして、それは高速に乗って50kmほど走った所にある牛久大仏も同じなので、あるなら広角で撮れるカメラで持って行くことをお薦めします。
そして、常磐自動車道&圏央道を走り阿見東ICで降りて、牛久大仏に。とにかく、でかい!です。少し離れて撮った方がバイクを大きく絡められていいかもしれませんね。
大仏様の胎内にも入れますが、今回はのんびりと牛久周辺の名所をぷらぷらとしました。
東京から約40kmの場所ながら田畑や林が多く、それらの中を抜ける道や沼川沿いの道も多くあり、プチ旅情を満喫出来る「牛久」。名所の案内板が少ないので、事前のルートチェックが必要です。
中でもお薦めは「ワープステーション江戸」と「雲魚亭」近辺。どちらも風情のある場所で、プチタイムスリップ感を味わえます。
ワープステーション江戸~2000年に江戸時代の町並みを楽しめる歴史公園としてオープン。江戸城や武家屋敷がある「江戸城ゾーン」や、廻船問屋や大店街から成る「江戸の街ゾーン」、長屋、下町の「オープンセットゾーン」などがあり、記念撮影の場所には事欠かない。日光江戸村のような観光施設ではなく、映画やドラマのロケ地として使用されているため、運が良ければ撮影風景に出くわす事もあるそうです。
また「雲魚亭」付近は、道角の“右 河童の碑”といった石碑や木漏れ日溢れる細い道を通ったりと、樹々の合間から見える牛久沼の湖面と相まって、本当にひょこり河童が出てきそうな雰囲気があります。
“江戸と河童と世界一”、ちょっとした非日常感を味わいに“ぷらっ”と千葉の牛久へバイクツーリングに出掛けられてみてはいかがでしょうか。
□牛久ぐるめ
・走行距離:199.4km
・使用金額:4,979円
高速代1,400円(三郷~阿見東)、ワープステーション江戸入場料300円、お賽銭10円×2、そば850円、せんべい(3枚)309円、かっぱだんご(2本)170円、高速代650円(谷和原~三郷)、ガソリン代1,280円
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