※千葉の絶景を巡る旅その1からの続きです。
冬でも走れるワインディング
その後、御宿海岸経由で八幡岬公園に。
ここは勝浦城跡でもあり眺望が良く公園からは海上にある鳥居も眺められて、徳川家の礎を築いたとも言えるお万の方の伝承の歴史を肌で感じながら、のんびりと休息するのにいい場所です。
そのまま海岸線沿いを走り、尾名浦海岸に立ち寄り鵜原理想郷へと向かいます。道中には、尾名浦海岸や安房港白浜灯台などの名所もあります。
途中、海中公園の展望塔を横目で見つつ、鵜原理想郷そばにある勝場港に到着。
鵜原理想郷は絶景ポイントまでかなり歩くため今回はパスしましたが、勝場港からは浸食された白い崖が眺められて、鵜原理想郷の景観の一端を楽しむことができます。
さて、再び国道128号線に戻って、守谷海岸に立ち寄りつつ、旧道からおせんころがしを眺め見ます。断崖というより急坂感が凄くて、なかなかの景観です。
再び国道を南下して魚見塚展望台に。
展望台からは海と鴨川市街が360度一望出来、素晴らしく眺めがいいところです。ちなみに、太海辺りは国道が海岸沿いを走り時間や天候によっては幾重にも重なる綺麗な南総の岸壁の景観が眺められます。
やがて、房総フラワーラインに入り、名倉で房総随一の快走路の安房グリーンラインに入ります。
案内板がなく入口が分かりにくいですが、「(右折は)国道128号線」という青い案内板のところが入口になります。少し走ってトンネルを抜けると、カーブが続く快速路になります。
山の尾根道ではなく山間を縫う道のため、カーブが緩くワインディングロードという感じではないですが、全線二車線で道幅も広く路面状況もよくて一部追い越し可能なので、ビッグバイクでも十分走りを楽しめます。まさに冬場に首都圏で走りを楽しめる数少ない道の一つです。
そして、内房線を跨いだ後、田園の中を一直線路に走り、突き当たりを左に曲がると県道88号線に出ます。逆に富津方面から来た際もグリーンラインの入口が分かりにくいので、とりあえず「道の駅三芳村 鄙の里」から(ここの「ビンゴ!」のハンバーガーは、高いが美味しいです。~16時頃)、ナビを見ながら行った方が良いです。特に内房線を跨ぐ分岐が分かりづらく間違えやすいのでご注意を。
ちなみに、南総を縦断している県道88号線は道狭ながら走って楽しい道なので、日没まで時間があれば県道88号線を走って富津まで行って高速に乗るのもお勧めです。もみじラインと言われる富津市内の県道182号線も道狭ながら走りが楽しい道です。但し、日没になったら近くのICから高速に乗って帰路に着いた方が懸命です。各道、街灯や人家が無いので、ほぼ、暗闇のなかを走ることになります。
県内の山の最高峰が408mという房総半島は、山脈と言うより丘陵といった感じなので、箱根や信州のような豪快な山岳ワインディングロードこそないものの、高度が低く温暖なので冬季でも走りやすいのが嬉しいです。ワインディング的には安房グリーンラインや県道88号線などがお勧めです。但し、房総のウィンディングロードは山間を縫う道が多いため、展望はあまりよくないです。
◇房総半島の、その他のおすすめの立ち寄りスポット
インスタ映えではなく、本当の絶景が随所にある房総半島。高速や有料道路も整備されて、首都圏からなら日帰りで十分楽しめます。是非、布団を跳ね上げて、自分だけの景色やグルメを探しに、房総に行ってみてはいかがでしょうか。
※[今回の使用料金(ETCなし)計8,600円
首都高(錦糸町)360円、外環(京葉JCT)250円、東関道(習志野本線)980円、東金九十九里道路150円、九十九里有料道路220円、拝観料(飯縄寺)300円、タコ飯(船頭の台所)1,000円、ジュース140円、お土産500円、駐車場(守谷海岸)300円、富津館山道路(鋸南富山)1,960円、京葉道路(宮野木JCT)280円、首都高(京葉口~錦糸町)360円、ガソリン代(12L)1,800円
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