約500段の石段+ケーブルカー
2200年以上も前に創建されたと伝わる大山阿夫利神社。江戸時代には「講」という団体で大山を参拝し、それが「大山詣り」と呼ばれて、最盛期には年間20万人もの参拝客が大山を訪ねたそうです。今回はバイクで、その大山詣りに行ってみました。
新東名高速道路を伊勢原大山ICで下りました。新東名も徐々に延伸していて、気がつけば丹沢近くまで伸びているのに驚きました。
さて、大山に行く前に地図を見て気になった松山古墳へ。直径19mのきれいな円形の古墳とのことでしたが、ぱっと見大きな樹木が立っていてその様相は分かりませんでした。そして、そのまま大山に向かいました。途中の大山道道標で写真を撮り、登坂角度のある狭路坂道のとうふ坂を通って大山第二駐車場(200円)に到着。
ここから、こま参道の362段もの石段を登りケーブルカー駅に。こま参道は縁起物の「大山こま」に由来して名付けられた参道で、参道上には踊り場の数を示すコマの絵が描かれています。
こま参道の362段の階段には、参拝客を疲れさせないようクイズやいろいろな文言が付いていますが、個人的には「あと半分!」という文言が一番嬉しかったです。
土産店が軒を並べていますが、見る余裕もなく息を切らしてケーブルカー駅に到着。
終点の阿夫利神社駅までケーブルカーで6分(往復1270円)。途中の大山寺駅は眺望がないので通過しました。阿夫利神社駅から神社まではさほど遠くないですが、また石段があり、少々げんなり。結局、全部で500段近く石段を登ったと思います(山寺の半分!)。しかし、ここからの眺望を見てその疲れも吹っ飛びました。
さすがはミシュラン2つ星の景色だけのことはあり。神社に隣接している茶屋のテラス席が空いていましたら、ぜひ、お茶を飲みながら雄大な相模湾の景観を望むことをお勧め致します。
帰りは行きと違っても足も軽やかにに下山。駐車場に戻りバイクに乗り、名古木の棚田に立ち寄りましたが、道中の新善波トンネルを抜けると眼前に大きな富士山が見えて驚きました。
その後、鶴巻温泉にある鶴巻の大ケヤキに立ち寄り、帰路に着きました。
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