南三浦半島の秘景と鮪【ヤマハ MT-09】

幾度も訪ねている三浦半島ですが、今回は旬のまぐろと、未だ訪ねたことのない三浦半島随一の景勝地を楽しみに、三浦半島の南エリアに出かけてみました

目次

絶景地も道も空いている

 まず、バイクに乗ってツーリングに出かけるのにはモチベーションが必要です。そこで今回、70km先にある三崎に脂がのった旬のまぐろを食べに行こうと考えて出発しました。
  首都高、横浜横須賀道路と走り、三浦縦貫道の終点 林ICで下りました。この辺りからは畑の先に富士山の遠景が望められてツーリングに来た感が昂まります。

三浦海岸駅横を通り菊名海岸に立ち寄り、剱埼へと向かいました。

[ 菊名海岸 ] R134沿いの三浦海岸は有料Pばかりですが、県道215線沿いは無料Pスペース多いので立ち寄りお勧めです。

ちなみに三浦海岸駅周辺では2月から3月に桜まつりが行われ早咲きの河津桜と菜の花を楽しむことができます。

三浦海岸駅付近の桜並木

 さて、剱埼はかながわの景勝50選にも選ばれていて、白い岩礁地帯が美しい場所です。剱埼灯台から薮の合間を歩き少し下りて、剱埼を一望できる場所からしばしその絶景を眺め楽しみました。

[ 剱崎(つるぎさき/けんざき)] 綺麗に波打った美しい岩礁風景が望める景勝地。磯まで降りることが出来ます。
[剱埼灯台] 1871年(明治2年)に洋式灯台として日本で点灯した灯台。好天なら富士山も望めます。


 次に、盗人狩へと向かいました。最寄りの毘沙門漁港は関係者以外立ち入り禁止なので、離れた場所に駐輪するか、遠回りにはなりますが宮川港(P150円)からのアクセスになります。

[盗人狩] 盗賊がこの岩壁に足がすくみ捕まったことがその名の由来。三浦半島にこのような絶景があることに驚き!但し、足場の悪い岩礁地を歩くので注意。

 盗人狩は、みうら景観資産に選ばれている三浦半島随一の景勝地ですが、水が残る岩礁地帯を歩いたり岩を跨ぎ越したりとアクセスはかなり至難なので、体力が無い方や、帰路が迷いやすいので方向音痴の方には難易度が高い場所です。その代わりに辿り着けば盗賊が足がすくんで捕まったと言われる由来通りの岸壁の絶景を見ることができます。

盗人狩付近の岩礁地
[宮川公園] 県道215号線沿いにある2基の大型風車が立つ公園。展望台からは宮川港の美観が。無料P有。


 さて、盗人狩を後にして三崎港に入りました。マグロを食べられる店は港周辺に何軒もありますが、土日のみの営業だったりランチ後に休憩に入る店もあったりするので、事前に行きたいお店を確認しておくのがお勧めです。今回は「寿司処 魚音」で肉厚のマグロ丼に舌鼓を打った後、城ヶ島大橋を渡り城ヶ島に。今回は城ヶ島公園からウミウ展望台へと巡りました。

[ 鮨処 魚音 ]
肉厚な大トロに中トロ、濃厚な赤身に本鮪のカマあぶりと、まさに三浦を堪能出来る一品です。三浦どん 2,800円
三浦市三崎5-1-13 営業時間:10時~21時 不定休
城ヶ崎公園’(城ヶ島)
ウミウ展望台(城ヶ島)


 そして、城ヶ島を後にして、みうら景観資産の黒崎の鼻に。人が少なく静かで、のんびり風情を楽しめる岬です。

みうら景観資産にも選ばれています「黒崎の鼻」
黒崎の鼻に向かう畑の中にある旧日本海軍航空隊の滑走路跡。富士山に向かって伸びているも実用化はされませんでした。

 その後、好景観の荒崎公園に立ち寄り、再び林ICから三浦縦貫道に入り帰路に着きました。

荒崎公園

 出掛けてみたら、絶景にグルメ、道とどこも空いていて、ワクワクしつつのんびりとした一日を満喫することができた。

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