■足尾(スズキ V-strom250)

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日本屈指のワンダーエリア

銅山の廃坑。鉱毒事件などで、ネガティブなイメージのある栃木県の足尾銅山ですが、今や植林事業や環境学習なども進んでいて、多くの近代産業の遺構とあわせてワンダー的な場所でもあり、バイクツーリングスポットとしても独特な雰囲気を味わえる場所でもあります。

また、群馬県側から日光へと入る国道122号線沿いにエリアがあることから、立ち寄りポイントとしてもお勧めの場所でもあります。

足尾駅

まず、足尾駅から、当時、採掘された銅を洗練していた本山精錬所に向いました。

1610年に開山し、最盛期には日本の40%もの銅を産出していた足尾銅山。精錬所へと向かう道の途中にも、隆盛当時の遺構が点在しています。

通洞変電所~当時の様相のままで、現在も変電所として使用されています。
通洞駅の手前にある大型施設。残念ながら関係者以外立ち入り禁止でした。
古河掛水倶楽部~隆盛時に、足尾銅山を運営していた古河鉱業が来賓者のために作った迎賓館。

そこから、わたらせ渓谷鐡道沿いに進み、最終駅の間瀬駅を超えます。

途中、足尾線の線路跡や、

抗夫たちやその家族が住んでいた社宅跡(上ノ平社宅跡)などがあります。

生活の営みがある場所でも、町中で鹿が現れることも多々あるようです(足尾町上の平地区)。

再び、松木渓谷に向けて進んでいくと、

間藤水力発電所跡や、

そして、本山精錬所(国指定史跡)が川越しに見えます。

今や足尾銅山跡のシンボルともなりつつある、本山試練所の煙突も見えます。

そのまま川沿いに進むと、松木渓谷の入口に到着します。

ただし、残念ながらバイクで入れるのはここまでで、この先は車両進入禁止のため、精錬所から出た有毒ガスで樹々が枯れて日本のグランドキャニオンと称される松木渓谷まではここから歩いて行かなくてはなりません。ただし、現在、植林もかなり進み岩山にも緑が戻ってきていて、奇しくもグランドキャニオンというような荒涼感のある殺伐とした光景はかなりなくなっているようです。

松木渓谷


再び来た道を戻り、本山精錬所へと向かう道を曲がります。

道沿いに国重文の古河橋がありました。

ここから、狭い山道’(舗装路)を走り、舟石峠駐車場経由で銀山平方面に。道中にも本山鉱山神社や鉱山の遺構が点在しているようです。銀山平側に抜けたあと、庚申川沿いの県道293号線を南下。この道中にも多くの遺構があり、

小滝坑口

小滝坑口(入れません)や、

その小滝坑口へと続く廃鉄橋。

坑夫浴場跡

当時の坑夫たちが使った坑夫浴場の跡などがあります。

再び、足尾の町中に戻り、昔、木造3階建ての一丸旅館があったという場所に来ました。残念ながら、家屋は1999年に火事で焼失してしまいましたが、隆盛当時の写真が同旅館のあった場所に掲げられていました。

銅山が隆盛を誇った当時は、このような繁盛ぶり(芸者さんたち?)だったようです。

そして、今や観光地として運営されている「足尾銅山観光」に立ち寄ってみました。入場料(820円)を払って入場。早速、トロッコ乗り場で人形が出迎えてくれます。

ここからトロッコ電車に乗って、ゴトゴトと当時実際に使われていた坑内へと入ります。

ちょっと、ワクワクドキドキしますが、坑内に入ると意外と早く終点になります。

ここからは歩いて坑内を散策します。当時の模様を、リアルな人形たちが再現しており、少々ユーモラスな感じで紹介しれくれてますが、坑内は肌寒く薄暗いので、小さなお子さんだと怖くてトラウマになってしまうかもしれませんので要注意を。

坑道内を歩きながら、江戸時代から昭和に至るまでの採掘方法の変化や進歩を、順序だって見ることができます。

坑内から出ますと、さく岩機体験コーナーがあり、

そして、資料館へと続き、江戸時代の銅貨の制作様相や各文献などを見ることが出来ます。

そして、最後のお土産コーナーでは、銅関連の品物をはじめ、バイクでも持って帰れるような手ごろなものが多くあるので、お土産品を買って帰られてはいかがでしょうか。

今なお、当時の貴重な遺構が町の中の各所に残る足尾。そんな遺構が実際に見られるのも今のうちかもしれませんので、是非、失われる前に訪ねられてみてはいかがでしょうか。

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