#城めぐり SNS投稿は約21万人！4月6日城の日に知りたい、今行くべき日本のお城4選をご紹介

2024年4月7日

人気が再燃する城ブーム。名城をめぐるガイドブックも累計 100 万部突破目前！

近年、城めぐりの人気が高まっています。交易財団法人日本城郭協会の公式ガイドブックシリーズ日本 100名城と続日本 100 名城に行こう」などの6 冊は累計 100 万部に迫る発行部数を記録。スタンプ帳付きで、100名城達成者は昨年までに5,844 名に上ります。城めぐりは「城攻め」とも呼ばれ、スマホアプリ「ニッポン城めぐり」は 31 万人の会員が利用。昨年末、横浜市で開催されたお城 EXPO」は過去最高 1 万 8,000 人を超える来場者数を記録しました。お城版の御朱印帳と呼ばれる「御城印帳（ごじょういんちょう）」も現在では全国 1,000城以上で発行され、SNS 上には「#城めぐり」「#城攻め」として御城印とともに城めぐりを楽しむ投稿が増えています。

二条城（京都府）

4/7まで！夜桜×アートのイベント「NAKED 桜まつり」が開催

1603年、江戸幕府初代将軍徳川家康により築城された二条城。1867年には15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行った場所として歴史的な場所であると同時に、約300本の桜が咲く京都有数の桜の名所としても知られています。

3月8日～4月7日の期間は、「NAKED 桜まつり 2024 世界遺産・二条城」を開催中。プロジェクションマッピングやライトに彩られ、アートなお花見を満喫できます。二条城屈指の桜スポットでは食事とお酒、侍との写真撮影を楽しめるプレミアムなお花見シートも設置されています。

【二条城INFO】

★アソビュー！でチケット購入ができます

■入城料・二の丸御殿観覧料：

大人1,300円／中高生 400円／小学生 300円

https://www.asoview.com/base/154188/

■NAKED 桜まつり 2024 世界遺産・二条城：

中学生以上 2,000円～／小学生 1,200円～

https://www.asoview.com/base/160403/

丸岡城（福井県）

北陸唯一の現存天守×プロジェクションマッピングで夜を満喫

福井県坂井市にある丸岡城は、織田信長の筆頭家老を務めた柴田勝家の甥・勝豊によって築かれた城。江戸時代以前に建てられた店主が今なお残る「現存12天守」のひとつで、北陸唯一の現存天守と言われています。

3月30日からは、丸岡藩誕生400年記念として天守にプロジェクションマッピングショーを開催。丸岡城の歴史や坂井市の歴史を、プロジェクションマッピングで時代絵巻を見るかのように知ることができます。同時に、全8種の体験型アートも楽しめます。

【丸岡城 INFO】

入城料：大人450円／中学生以下：150円

天守閣プロジェクションマッピング

毎日20:00～／21:00～

※3/31~4/12は19:00～ 30分毎に開催

大阪城（大阪府）

春限定オープンのBBQ会場が登場！

2023年、日本の城・城址としてアソビュー！経由の来場者数が1位となった大阪城。外国人の人気ランキングでも1位を記録した*、日本を代表する城です。

3月22日～5月12日には、大阪城公園内にバーベキューが楽しめる有料エリアが登場！機材のみをレンタルするプラン or 機材レンタルと食材がセットになったプランで、城や桜を眺めながら春の陽気を楽しむバーベキューが楽しめます。

★3月22日～4月7日には、夜桜のライトアップも実施予定です

*株式会社mov 「外国人に人気の城・城址ランキング」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000462.000024246.htm

【大阪城 INFO】

入城料：大人600円／中学生以下：無料

BBQ体験料：大人1650円／小学生800円

*食事追加大人1名 2,200円～

松江城（島根県）

戦国時代に思いをはせる、桜と武者のお祭りが開催

現存12天守のうちのひとつで、山陰地方唯一の現存天守である国宝松江城。4月10日までは「国宝松江城お城祭り」を開催します。

なかでも注目すべきは「松江武者行列」！松江開府の祖である堀尾吉晴公と忠氏公、堀尾衆一行が松江城に入城する様子を再現し、毎年200人を超える市民が参加するイベントで、今年は4月6日に開催予定です。

★期間中は21時まで、ライトアップも行っています

【松江城 INFO】

★アソビュー！でチケット購入ができます

入城料：大人680円／中学生以下：290円
https://www.asoview.com/base/160750/

大河ドラマ「どうする家康」の放送、ゲーム「刀剣乱舞」の人気等から城人気が加速しています。日本文化を体験できる取り組みとして城を活用した宿泊・イベントの実施を推進し、補助金の公募などを行っている観光庁・観光協会等の取り組みも影響していると考えられます。愛媛県では2020年から大須城の天守閣に宿泊できる城主体験を提供しており、今年の7月からは香川県丸亀城でも城内に宿泊できる「城泊」の受け入れを開始する予定です。

イベントとしては、二条城ではデジタルアートと融合した春のイベントが開催、大阪城でも昨年冬にはイルミネーションを実施。アソビュー！上で城を訪れた体験者数は2022→2023年で4.1倍となりました。来場者の6割を女性が占め、年代別では40代が特にその人気をけん引しています。アソビュー！に登録された城（関連イベント含む）の数も1.5倍となり、電子チケット化でより城・城跡へ訪れやすくなっています。

保全のために姫路城や大阪城では値上げが検討されていますが、インバウンド増加によって日本人による日本文化の見直しも加速されており、城人気は今後ますます加速していくものと予想しています。