七福神を祀っている寺社を巡り、七つの福の開運を祈る「七福神巡り」。通常は松の内やお正月から1月中旬くらいまでに巡るのが通例ですが、今回は、東京都品川にあります東海七福神巡りをメインに品川界隈をぷらっとバイクで周るツーリングをご紹介いたします。
新幹線も止まります賑やかなターミネル駅のJR品川駅前から第一京浜を南下して八ツ山通りに入ります。八ツ山橋でJRの線路を潜った先に品川宿 案内地図があり、今は商店街にっています旧東海道を走っていきますと、品川宿石碑や品川宿の街道松、東海道品川宿本陣跡などがあります。
旧東海道沿いに、延命・長寿と福徳をもたらす七福神の「寿老人」を祀った一心寺があります。
その対面の趣のある煉瓦塀があります虚空蔵横丁の路地を入っていきますと、福寿・財宝をもたらす布袋尊を祀っています養願寺に着きます。
そして、大通りの第一京浜を渡りますと、福と財宝をもたらす大黒天をお祀りしている品川神社があります。参拝用の駐車場がありますが、上下線が分離している第一京浜の上り側(川崎方面から品川に向かう方面)からしかアクセスができませんのでご注意を。
品川神社に入口には溶岩のような中に急な階段がある富士塚があります。登り切る眼下に第一京浜や京浜急行の線路を望めます。品川駅側にこのような場所あるというのも趣があります。
再び、第一京浜を渡り、京浜急行の線路が通る側に行きますと、新馬場駅の近くに赤い鎮守橋のある、智慧と富を授けてくれる恵比寿神をお祀りしています荏原神社があります。
さて、荏原神社の北側の道を東(東京湾方面)に向かい、運河を渡ってすぐに左を曲がりますとボンドストリートがあり、少し先の寺田倉庫脇の歩道を歩きますと運河沿いのウッドデッキ(天王州アイル第三水辺広場(ボードウォーク))に行けます。ちょっとのんびりとできる場所です。
ちなみに、ボンドストリートの一本先の天王洲アイルのビル街を抜ける道は石畳風の道で、突き当たりのため短い距離ですが、ちょっと雰囲気を楽しめます。
再びメイン道路に出て、品川ふ頭橋で京浜運河を渡り、交差点を右折して若潮橋を渡ります。この辺りは大型トラックやトレーラーの走行が多かったり停車をしていたりしていますので走行にはご注意を。そして、八潮北公園のところの交差点を右折して大井北埠頭橋を渡り、京浜急行の青物横丁駅に向かいます。この青物横丁駅の東口側に開運厄除けと財宝をもたらす毘沙門天をお祀りしています品川寺があります。
その後、品川寺の横を通ります旧東海道を走り南下。途中で左折しますと勝島運河に出ます。運河沿いはしながわ花海道水辺広場と呼ばれ、菜の花やコスモスなど、季節ごとの花を楽しむことができます。
再び旧東海道に戻り南下します。京浜急行の立会川近くの新浜川公園には復元された浜川砲台があり、また勝島運河の船溜まりがあります。
さて、立会川駅方面に向かいますと、坂本龍馬像があります。なぜ、こんなところに龍馬の像が?と思われるかもそ入れませんが、龍馬20歳ぐらいの頃に浜川砲台の防備についていたことから、この像が建てられたそうです。
そして、龍馬像から立会川を渡った先に、財や出世などをもたらしてくれます福禄寿 をお祀りしています天祖諏訪神社があります。
ちなみに、天祖諏訪神社より一本東にある旧東海道の立会川にかかる浜川橋は、鈴ヶ森刑場に送られた罪人を見送った橋であることから泪橋とも言われています。その旧東海道をそのまま真っ直ぐ南下していきますと鈴ヶ森刑場跡があり、第一京浜の合流します。そして、京浜急行の大森海岸駅の南に大森北公園があり、その南の方に愛情と知恵を授ける弁財天をお祀りしています磐井神社があります。
北品川から大森海岸まで約5㎞。東海七福神を巡ることができます。この後、東方面の城南島海浜公園や京浜島つばさ公園に、または北西方面にある戸越公園や戸越八幡神社に行かれるのも良いかと思います。
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