幻の杉田梅林 賑い復興“梅のまち杉田”実行委員会は、2024年2月17日(土)~18日(日)の2日間、横浜市磯子区杉田の牛頭山妙法寺で、「第3回杉田梅まつり」を開催いたします。
磯子区杉田では、天正年間(1573~92年)杉田村一帯の領主だった間宮信繋が、農地には適さないこの地にたくさんの梅を植えました。その後1600年代には3万6千株以上にまでなり、江戸にも知られた梅の名所“杉田梅林”として多くの観梅客が訪れました。初代歌川広重は、浮世絵「武州杉田の梅林」に当時の観梅の様子を描いており、その面影は今でも妙法寺に僅かに残っています。
また、日米友好の立役者で、ワシントンD.C.に桜を寄贈したエリザ・シドモア女史の著書「JINRIKISHA DAY IN JAPAN(日本・人力車旅情)/1890年米・英で出版」にも、当時の妙法寺の観梅の様子が広く紹介されています。
この杉田梅という地域資源を活用して、杉田梅林の賑い復興・地域活性化を目的に、観光庁の支援も受けて、2022年2月にコロナ禍で、「杉田梅まつりオンラインライブ」を開催しました。
翌2023年には100年ぶりに梅まつりを開催し、多くの方にお越し頂きました。
そして、第3回目となる杉田梅まつりでは、日本人だけでなく、訪日・在日外国人にも楽しんで頂けるように、英語版の梅まつり公式ホームページや、当日のイベントスケジュール・出演者情報をスマートフォンから英語で閲覧できるスマホコンシェルジュを開設しました。当日会場では、通訳ガイドが外国人の方々に、杉田梅林の歴史・文化や梅まつりの見どころを解説します。
また、英語ガイドが案内する「梅まつりスペシャルツアー」も特別にご用意しています。
詳しくは公式HPをご覧の上、ぜひ“梅のまち杉田”にお越しください。
◆杉田梅まつりの概要
【日 時】2024年2月17日(土)~18日(日)2日間
【主な内容】
1.明治時代に英照・昭憲両皇太后も鑑賞された名木・照水梅(しだれ梅)をはじめとした観梅
2.境内ステージイベント(杉田梅林の賑いを再現した横浜芸者・里神楽の唄とおどり、和太鼓、
三味線、日本で愛される演歌、地元小学校の演奏、ジャズやバンドのミニライブ等)
3.境内おやすみ処でのお呈茶、お座敷遊び体験、樽酒の振舞い
4.開山堂での杉田梅林の歴史展示、動画上映
5.牛頭山 山頂の浮世絵で描かれた眺望スポット
6.駐車場売店での梅コラボ商品の販売、各種キッチンカー
【メイン会場】牛頭山 妙法寺:神奈川県横浜市磯子区杉田5-3-15
【アクセス】京急線 杉田駅・JR新杉田駅から徒歩10分
【公式HP(日英)】 https://shunsaika.yokohama/lp/umematsuri/
【杉田梅まつりハイライト】 https://youtu.be/yczXRsc7Lqs
【杉田梅まつりスマホコンシェルジュ】 https://spot.tabilife.co.jp/#/?h=cVCYSdWQ4zpvvnbRB0Yy
【公式Instagram(英語)】 https://www.instagram.com/sugita.plum.groves/
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