キャンプやグランピングを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代~50代までの男女500人を対象にアウトドアイベントでのワークショップに関するアンケートを実施し、男女別・年代別等の特徴についてまとめました。
【調査概要】
対象者:18歳~59歳の男女
サンプル数:500人(各年代100人ずつ)
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年10月30日 ~ 2023年11月12日
【質問:アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたいですか?】
質問に対しての回答選択肢は以下
1.テント設営
2.野生動物・植物観察
3.星座観察
4.アウトドア料理
5.カメラスキル
6.サバイバルスキル
7.物作り(キーホルダーやフォトフレーム等)
8.その他(※記入してください)
9.ワークショップには参加したくない
全体
全国の10代~50代の男女を対象に、「アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたいですか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「アウトドア料理」で30.5%でした。次いで「星座観察」が26.5%、「野生動物・植物観察」が19.8%で続くという結果になりました。また、「ワークショップには参加したくない」と回答した人は37.7%で、60%以上の人が何らかのワークショップに参加したいと考えていることが分かりました。
男女別
男女別で見ると、「野生動物・植物観察」、「テント設営」、「サバイバルスキル」では男性の回答率が高くなりました。一方で「アウトドア料理」、「星座観察」、「物作り(キーホルダーやフォトフレーム等)」では女性の回答率が高く、男女で参加したいワークショップには一定の違いがあるようです。最も差が大きかったのは「テント設営」で男性の回答率が約12%高くなりましたが、キャンプにおいてテント設営は力仕事として男性が頼られることもあるため、やり方を学んでおこうと考える男性が多いのかもしれません。
年代別
年代別で見ると、各年代で「アウトドア料理」、「星座観察」、「野生動物・植物観察」などのワークショップが人気でした。その中でも、他の年代に比べて10代では「物作り(キーホルダーやフォトフレーム等)」、20代では「カメラスキル」と回答した人が多く、若年層ならではの傾向があることが伺えました。
過去に実施した「あなたはアウトドア派ですか?それともインドア派だと思いますか?」というアンケートを見てみると、20代から60代では「インドア派」もしくは「どちらかと言えばインドア派」と回答した人は40%から50%程度でしたが、10代では60%以上という結果でした。このデータを踏まえると、10代で「物作り(キーホルダーやフォトフレーム等)」の回答率が特に高かった理由は、他の年代に比べてインドア派の人が多いからだということが推察されます。
子供の有無
子供の有無で見ると、全ての項目で子供ありの人の回答率が上回る結果となりました。ワークショップでは家族でアウトドアに出かけた際に教えたり経験したりすることが難しいようなことも学べるので、子供が普段できないことを体験させてあげられる時間として考えている人が多いのかもしれません。また、ワークショップの中には親子で参加できるものも多く、思い出作りの場としても人気だという面もあることが考えられます。
TAKIBIでは、全国各地のキャンプ場やグランピング施設の情報を発信しています。さまざまなワークショップを開催している施設も掲載していますので、参加してみたいという方はぜひTAKIBIをご活用ください。一般的なものからその土地ならではの工芸・料理を学べるものまで、多種多様なワークショップがあるので、自分が興味のあるものを見つけてみてください。
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