都心から50kmで、歴史的風情を楽しめるエリア
- 場所:印旛沼ほか
- 距離:日本橋から約50km(佐倉武家屋敷まで)
- お勧めの持参アイテム:特になし
江戸時代には11万石の佐倉藩として、最も江戸幕府で老中を輩出した藩として、その中心の佐倉城は老中の城とも呼ばれていました。そんな佐倉市ですが、蘭学の先進地として発達したほか、現在では市内に約94mもの高さの高層マンションが立つユーカリが丘などもあり、国際観光モデル地区にも指定されています。
東関東自動車道の四街道ICを降りて、佐倉武家屋敷へと向かいます。旧河原家住宅、旧但馬家住宅、旧武居家住宅の3棟の江戸時代後期の屋敷が公開されており、武家屋敷のみで入館料が250円、武家屋敷・旧堀田邸・佐倉順天堂記念館の三館共通券で600円になります(駐車場あり)。
ひよどり坂また、ぜひ立ち寄りたいのがひよどり坂で、サムライの小径とも呼ばれ、登城の際に侍たちが歩いた道とも言われています。竹藪に包まれた小道はとても風情があります。
また、時間があって歴史好きの方であれば佐倉城址公園にあります国立歴史民俗博物館もお勧めです。莫大な数の資料があり、じっくり見たら半日はかかるくらいですが、見どころ満載です。さて、佐倉市街から北西方面に向かうと印旛沼があり、沼の南部には風雨が回る佐倉ふるさと広場があり、花の開花時には立ち寄りたいスポットでもあります。そして、佐倉ふるさと公園の北には茅葺き屋根の旧増田家住宅があり、旧家の風情を楽しめます。
さて、印旛沼ですが、鑑賞スポットとして旧増田家住宅から西側に向かったところにサンセットヒルズ下桟橋がありますが、日中であれば舟戸かっぱ公園付近から見る印旛沼を綺麗です。
なお、初春であれば、印旛沼から西の方に向かい、道の駅やちよ近くの新川沿いに早咲きの河津桜の新川千本桜が堤沿いに咲き誇り、また印旛沼の北西部には樹齢300年の吉高の大桜の絶景を楽しむことができます。
冬場であれば、吉高の大桜の北側にある多くの白鳥が飛来する白鳥の郷への立ち寄りがお勧めです。
そして、そのまま西方面に向かうと千葉県立房総のむらがあり、昔の街並みを楽しむことができます(300円)。
都心から約50kmの場所ながら、歴史的風情や自然の風景を楽しめるエリアです。
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