牧野富太郎が愛した花バイカオウレンが鑑賞できる 六甲高山植物園 冬季特別開園

六甲山観光株式会社が運営する六甲高山植物園は、2023年11月24日(金)から2024年3月15日(金)まで冬季休園となりますが、雪を割って咲く早春の花々を観賞いただくため、2024年2月23日(金・祝)から3月10日(日)までの土日祝に「冬季特別開園」を実施します。

この時期の六甲山はまだ厳しい冬の寒さに包まれていますが、 約50平方メートルと日本有数の植栽面積 を誇るバイカオウレンが凜と咲く様子からは、春の息吹を感じることができます。バイカオウレンは、牧野富太郎博士が生涯、愛した花として知られています。

◆バイカオウレン(キンポウゲ科)

林下に生育する高さ4~15cmの多年草。当園では、早春に最も早く開花する花で、梅に似た花と端正な五角形の常緑の葉が特徴です。 牧野富太郎博士 が幼少時、自宅すぐ裏の金峰神社で見てから生涯愛した花として知られています。

【日時】2024年2月23日(金・祝)~3月10日(日)の土日祝

10:00~16:00 (入園受付は15:30まで) ※西入口のみ開門

※荒天中止。開花状況等、詳細はホームページで発表します。[URL] https://www.rokkosan.com/hana/

【料金】大人800円、小人400円  ※特別割引料金で入園していただけます。

【催し】早春の花を巡る、花のガイド(10:30~/13:00~)

※3月9日(土)は「ぶらぶら園内ガイド」でおなじみの、沖和行先生による特別ガイドを開催。

【特典】

(1)2月23日(金・祝)のみ、先着100名様にキレンゲショウマの種プレゼント

(2)入園回数券(8回券)を特別割引価格で販売  ※特別割引価格:3,920円→3,200円720円お得

(3)六甲高山植物園オリジナルカレンダープレゼント

六甲高山植物園冬季特別開園を彩る早春の花

◆セツブンソウ〈キンポウゲ科〉

【花期】2月下旬~3月中旬

まばらな温帯夏緑林の林内や草地に生える小型の多年草。茎は高さ5~15cmになります。5枚の白色の萼片から覗く黄色い花弁はよく目立ち、蜜を出して虫を呼び寄せます。本州の関東地方以西に分布する日本の特産種で、石灰地域によく見られる傾向にあります。当園は 約20,000球 のセツブンソウを植栽しています。

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