榛名山南麓から妙義・荒船へ(スズキ Vストローム800DE)

爽快な榛名南麓スカイライン

石碑や石仏が多く点在する群馬県。悠久の刻を経て残る史跡や、自然が創り出した圧倒的な造形を訪ねながら、旅を誘う風を探しに出かけてみました。

妙義公園第一駐車場にて

関越自動車道の前橋ICで下りて前橋市街に入ります。まず立ち寄ったのが臨江閣(9:00〜)。明治時代に建てられた国指定重要文化財の木造建築の迎賓館です。

[臨江閣]明治17年築の本館・別館・茶室からなる近代和風の木造建築。国重要文化財です。

そして、臨江閣の近くには国登録有形文化財に登録されています1954年製造の稼働する日本最古の木馬がある遊園地の「るなぱあく」もあります。

るなぱあく

さて、そのまま西に向かい上野国分寺跡に。8世紀に全国に建てらた官立寺院の一つで、当時は全国の国分寺の中では最大規模の60m超の七重塔が建っていたらしいです。今は草っ原ですが、往時の様子を創造してみるのも楽しいです。

[上野国分寺跡]今は草原ですが、約1300年前にここに七重塔があったとのことです。

なお、近くには室町時代に建てられた後疋間宝塔や、南北朝時代に造られた西国分石造薬師・日光・月光菩薩像などの石仏も点在しています。

後疋間宝塔
日光・月光菩薩像


再び西へと向かい、箕輪城跡に到着。道中には矢原の石仏群や市重要文化財の龍門寺の山門などがあります。箕輪城は16世紀に同地の豪族の長野氏が築いた城で、江戸時代には徳川四天王の井伊直政も入った日本100名城にも選ばれているお城です。

[箕輪城跡]長野業正の死後、武田信玄が攻め落城。以後、滝川氏、北条氏、井伊氏らが入城しました。

さて、箕輪城を後にして北上して、松之沢の百観音に立ち寄った後に榛名南麓スカイラインに入りました。

松之沢の百観音

榛名山の南麓を走る14.1kmの榛名南麓スカイラインは、北関東随一の果物産地を通ることからフルーツラインとも呼ばれていて、アップダウンの少ない中速コーナーが続く全線追越可の爽快路です。

[榛名南麓スカイライン]道中の景観は少ないですが、梅の木(梅林)や農産物の樹木が沿線に広がる爽快路です。
[名もない展望地]榛名南麓スカイラインの芝桜大橋のそばにあります展望地。高崎市街を眼下に望めます。

さて、その榛名南麓スカイラインの道中に、「榛名十文字うどん」のお店があります(駐車場完備)。人気のうどん店で昼食時は並ぶこと必至です。でも、待つ甲斐があるほどつるっとしたのど越しのうどんと、サクっといたかき揚げがとても美味しいです。

[榛名十文字うどん]榛名南麓スカイライン沿いにあるうどん店。歯応えのあるうどん、サクサクのごぼうのかき揚げ、旨みが詰まった肉汁と全てが美味。11:00〜15:00 火曜日定休

その後、医王寺跡のクスの木に立ち寄り、榛名南麓スカイラインを離れて、南下。

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