爽快な榛名南麓スカイライン
石碑や石仏が多く点在する群馬県。悠久の刻を経て残る史跡や、自然が創り出した圧倒的な造形を訪ねながら、旅を誘う風を探しに出かけてみました。

関越自動車道の前橋ICで下りて前橋市街に入ります。まず立ち寄ったのが臨江閣(9:00〜)。明治時代に建てられた国指定重要文化財の木造建築の迎賓館です。

そして、臨江閣の近くには国登録有形文化財に登録されています1954年製造の稼働する日本最古の木馬がある遊園地の「るなぱあく」もあります。

さて、そのまま西に向かい上野国分寺跡に。8世紀に全国に建てらた官立寺院の一つで、当時は全国の国分寺の中では最大規模の60m超の七重塔が建っていたらしいです。今は草っ原ですが、往時の様子を創造してみるのも楽しいです。

なお、近くには室町時代に建てられた後疋間宝塔や、南北朝時代に造られた西国分石造薬師・日光・月光菩薩像などの石仏も点在しています。


再び西へと向かい、箕輪城跡に到着。道中には矢原の石仏群や市重要文化財の龍門寺の山門などがあります。箕輪城は16世紀に同地の豪族の長野氏が築いた城で、江戸時代には徳川四天王の井伊直政も入った日本100名城にも選ばれているお城です。

さて、箕輪城を後にして北上して、松之沢の百観音に立ち寄った後に榛名南麓スカイラインに入りました。

榛名山の南麓を走る14.1kmの榛名南麓スカイラインは、北関東随一の果物産地を通ることからフルーツラインとも呼ばれていて、アップダウンの少ない中速コーナーが続く全線追越可の爽快路です。


さて、その榛名南麓スカイラインの道中に、「榛名十文字うどん」のお店があります(駐車場完備)。人気のうどん店で昼食時は並ぶこと必至です。でも、待つ甲斐があるほどつるっとしたのど越しのうどんと、サクっといたかき揚げがとても美味しいです。

その後、医王寺跡のクスの木に立ち寄り、榛名南麓スカイラインを離れて、南下。
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