梅林とフルーライン
全国で2位の梅の産地の群馬県。その群馬県の高崎市から安中市にかけて群馬県の三大梅林があります。初春にはなりますが、標高が低い場所にありますため好天なら路面凍結も心配なく走れますし、3つの梅林間の距離はおおよそ20kmのため、上毛三山の榛名山や妙義山を見つつ梅林巡りはいかがでしょうか。見頃は3月上旬から下旬になります。
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高崎市市街の北西部にあります箕郷梅林の最寄りの高速のICは関越自動車道の駒寄IC(駒寄PA内)になりますが、ETCが搭載されていない場合は、関越自動車道の前橋IC、もしくは渋川伊香保ICになります。梅林の近くには日本百名城にも選ばれています箕輪城跡があります。
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そして、フルーツラインとも言われています榛名南麓広域営農団地農道に入り、箕郷梅林に。丘陵に約10万本もの梅の木があり、まさに圧巻の梅の花景色を望むことができます。梅林からは、関東平野を一望でき、また、赤城山、榛名山の好眺望も望めます。入場無料。駐車場100円(車は300円)。
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箕郷梅林の西側にはみさと梅公園もあり梅の中を走りながらフルーツラインを進みます。このフルーツラインも梅の時季は混みますが、それ以外の時季は比較的空いていて走りやすく、爽快な走りが楽しめる道です。途中で県道154号線に入り、そしてそのまま県道211号線を南下して、烏川、国道406号線を通り過ぎますと、榛名梅林があります。
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榛名梅林は400ヘクタールの場所に約12万本もの梅の木が植えられていて、榛名山を背景に白一色の梅の花で埋め尽くされるロケーションも素晴らしいです。入場も駐車場も無料というのが嬉しいところです。榛名梅林を後にして再び県道211号線を南下し、県道215号線を右折して秋間川沿いに西上します。やがて秋間梅林に到着します。
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秋間梅林は丘陵地に約35,000本の紅白の梅が植えられていて、シーズンにはあたり一面が梅の花で包まれます。入場は無料で、土日祝日のみ駐車場が有料になります。園内には展望台があり、綺麗な梅景色を望むことができます。
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そして、県道122号線を南西に向かいますと、国道16号線経由で上信越自動車道の妙義松井田ICに入ることができます。
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