冬だからこそバイクで行きたいツーリングルート~渥美半島

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菜の花祭りが開催中!

温暖で菜の花が咲き誇る渥美半島は冬のツーリングの定番エリアですが、今年(2023年)も1月14日から「菜の花まつり」がはじまりました。それに合わせてツーリングに出かけられてみてはいかがでしょうか。

渥美半島は高速道路(東名高速)から離れているため、出発地によって下りるICが異なりますが、今回は菜の花メインでのツーリングということで、「菜の花まつり」の会場がある伊良湖岬の近くへ向かいます。

渥美半島の菜の花畑

浜松方面からの場合は遠州灘沿いの国道42号線を走りますが、名古屋方面からであれば、国道23号線(豊橋バイパス)を走り三河湾側から、もしくは遠州灘側に出てしまっても良いかもしれません。今回は遠州灘側の国道42号線から菜の花まつり会場(伊良湖岬)に行き、三河湾沿いで戻るというルート設定でご案内していますが、特に海近ラインも少ないため、逆回りルートでもありです。

さて、渥美半島の付け根、国道1号線沿いにあります道の駅 潮見坂で休憩などをしつつ、国道42号線に入ります。遠州灘沿いに広い砂浜が広がっている場所ですが、国道からは丘陵があり海が見えません。住宅や畑が点在する道をずっと走る感じになります。海岸はずっと砂浜が続いている場所ですので、気分転換に途中のモニュメントがある伊古部海岸あたりで海に出てのんびりするのもありかもしれません。

伊古部海岸にある吹き出しのモニュメント

道の駅 潮見坂から国道42号線を32kmほどはしったところに太平洋ロングビーチ入口の大石交差点があり、そこを左に曲がりますと、ヤシの木の並木があり広大な砂浜が広がる太平洋ロングビーチに出ます。

太平洋ロングビーチ

ここから約1kmほどですが、渥美半島では希少な海岸沿いを走る見たいが続きます。但し、サーフィンをしている方々の車が並んで駐車していて、少々海は見ずらいかもしれません。再び国道42号線に出て、伊良湖岬方面へと向かいます。食事を取る時間帯でしたら、海沿いにあります道の駅 あかばねロコステーションに立ち寄るのも良いかもしれません。

道の駅 あかばねロコステーション

再び国道42号線をしばらく走りますと、菜の花まつりの会場の伊良湖菜の花ガーデンに到着します。車で約200台もの無料駐車場完備で、国道を挟んで駐車場(第1駐車場)から「菜の花祭り(9:00~:入場300円)」の会場がすぐというのもうれしいところです。

菜の花祭り会場

入口のアーチをくぐった先には「幸せを呼ぶ菜の花ポスト」がありますので、せっかくなら何か投函物を持ってこられてみてはいかがでしょうか。

幸せを呼ぶ菜の花ポスト

また、2月下旬から3月の初旬には、会場内に河津桜が咲き、菜の花と桜のコラボレーションを見ることができます。「菜の花まつり」の詳細は、下記HPよりご確認ください。

渥美半島【菜の花まつり】-愛知県田原市 (taharakankou.gr.jp)

さて、菜の花まつりの会場を後にして国道42号線を走りますが、道沿いのところどころに菜の花畑があって、走っていてとても爽快です。やがて日出の石門に着きます。 日出の石門は洋上に突き出た穴のあいた岩礁で、渥美半島を代表する景勝地の一つです。大型駐車場がありますが、石門の上の国道沿いの駐車場から石段を下りると、石門の上部も見られてお勧めです。

日出の石門

日出の石門からさらに国道42号線を進んで行きますと、恋路ヶ浜と伊良湖岬を望むビューポイントがあり、そして、そのまま進んで伊良湖岬で恋路ヶ浜の駐車場に入りバイクを止めて伊良湖岬灯台まで歩きます。

国道42号線より伊良湖岬と恋路ヶ浜を望む

伊良湖岬側には道の駅 伊良湖クリスタルポルトがあり、どちらから歩いても伊良湖岬灯台までは同じような距離ですが、恋路ヶ浜の駐車場の方からですと、駐車場前にあさりなどを浜焼きしている茶屋が並んでいるのと、恋路ヶ浜が見れます。

恋路ヶ浜

そして、恋路ヶ浜の駐車場から歩くこと7分ほど(約500m)で伊良湖岬灯台に着きます。渥美半島の突端に位置し、やはり是非とも渥美半島ツーリングでは立ち寄りたい場所です。白亜の灯台越しの海景もとても綺麗です。

伊良湖岬灯台

また、伊良湖岬周辺でよく食べられます地物の大あさり料理も食べておきたいところです。

大あさり

さて、伊良湖岬を後にして西ノ浜沿いの直線路に。 西ノ浜風力発電所の大型風車が何基も並んで立っていて、とても壮観な場所です。

西ノ浜風力発電所の大型風車

大型風車が回る直線路を走り、火力発電所のところで

右折しますと、旧陸軍第一技術研究所 伊良湖試験場跡の気象観測塔がポツンと畑の中に立っていて、そのまま先に進みますと、免々田川。この河岸では2月下旬から3月下旬にかけて、菜の花と河津桜のコラボレーションを見ることができます。

免々田川の河津桜

ここから交通量の多い国道259号線を回避して海沿いの道を走ります。道と言いましても堤防道のような道で、狭いコンクリート道ですが、渥美湾のすぐそばを走れてバイクで走るととても爽快です。時間があれば、干拓地の直線路を伊川津漁港まで行って、砂洲上の道で戻ってくるのもツーリングっぽくて楽しいかと思います。そして、海沿いの国道259号線を走り、馬草の菜の花畑のあたりで海沿いを走る県道2号線に入り、そのまま進んで白谷海浜公園に。県道沿いにある公園で、ヤシの木が並び海水浴場もあり、風情は薄いですが海を見ながらちょっと休憩するのにはお勧めの場所です。

白谷海水浴場

そして、蔵王山に向かいます。蔵王山は渥美半島にある標高250mの山で、山頂には大型の風車があり、以前は二車線の登山路は二輪通行禁止だったのですが、どうやら解除されたようで、ヘアピンが連なるプチワィンディングながら爽快な走りも楽しめます。そして、山頂からは360度のパノラマ景観を望むことができます。渥美半島へツーリングに行った際には、是非とも立ち寄りたいポイントです。

蔵王山山頂より三河湾を望む

最後に、蔵王山からも見えていた大型風車群を見に、緑が浜の埠頭に向かい、緑が浜2号緑地(エコパーク)へ行きます。間近で大型風車が見れて、その大きさと驚かされます。

三河港大橋

そして、県道2号線で埠頭をぐるっと回り、三河港大橋を渡りベイブリッジイウェイを走りますと、国道23号線(豊橋バイパス)の豊橋港ICに入れます。

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