冬だからこそバイクで行きたいツーリングルート~南房総

水仙、菜の花、そして富士山の絶景

めっきりと寒くなってきました。なかなかバイクに乗ってツーリングに行こう!というモチベーションが起きづらい気候になっていますが、それでも、この時期を逃すと見れない景色があれば、寒さをこらえてツーリングに行かれて見ませんか?もちろん、できるだ温かい南の方面に。冬のツーリングの定番ルートではありますが、この時季だからこそ行きたいツーリングルートをご紹介いたします。

原岡桟橋

まずは東京湾アクアラインで房総半島に入ります。但し、冬の時季は風が強いことも多く、バイクでアクアラインが通れない場合や、通れても強風にあおられて危険の場合もありますので、その際は出発地によっては少し遠回りにはなるかもしれませんが、東関東自動車道経由で房総半島に入られることをお勧め致します。

さて、房総半島に入った後、館山自動車道へと入り、南へと向かい、まずは、鋸南町のをくづれ水仙郷を訪ねます。最短ルート的には鋸南保田ICが最寄りでが、ここは冬でも走りを楽しめる「もみじロード」を走ってアクセスするルートをお勧めしたいと思います。

もみじロード

その名の通り、紅葉の時季には沿道の樹々が赤黄に染まり綺麗な道で、緩いカーブが続き、走りも楽しめる道です。但し、民家が点在していますのでスピードにはご注意を。もみじロードに入るために、館山自動車道を富津中央ICで下りて国道を走りアクセスしますが、もし、行かれたことが無ければ、一つ先の富津竹岡ICで下りて、燈籠坂大師の切通しトンネルを見に行かれるのもありかと思います。海沿いを走ります国道127号線のそばにありアクセスがしやすい切通しで、バイクと一緒に撮ると映えること請け合いの場所です。

燈籠坂大師の切通しトンネル

また、 燈籠坂大師の切通しトンネル から1kmほどのところに梅乃家さんなどがありご当地ラーメン竹岡ラーメンが食べられますので、立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。人気店のため、並びますが回転率がいいのであまり待たずに食べられます。薬味にたっぷり玉葱を入れられるのがお勧めです。

竹岡ラーメン

また、時季(2月中旬~3月上旬)によっては鋸南保田ICで下りて、保田川や佐久間ダムなどに約14,000本が植栽された頼朝桜を見ていくのもありかと思います。時期があえば、桜と水仙のコラボレーションの絶景を見ることができます。

頼朝桜と水仙

さて、国道127号線から県道93号線、国道465号線と走り、もみじロード(県道182号線)に入ります。道中には地蔵堂の滝がありますが、樹々に阻まれてよく見えないのでここはスルーして走りを楽しまれた方が良いかと思います。

地蔵堂の滝

もみじロードが終わり、突き当りの県道34号線(長狭街道)を右折します。少し走って、左折するとをくづれ水仙郷へと向かいますが、ここは長狭街道のもう少し先にあります谷沢水仙郷に立ち寄られるのをお勧めします。個人的にはこちらの水仙郷もかなり綺麗だと思います。そして、再び来た道を戻りをくづれ水仙郷に。ちなみに、同鋸南町は水仙三大産地の一つでもあるそうです(他は越前と淡路島)。

をくづれ水仙郷

水仙の見頃は12月中旬〜1月下旬で、 をくづれ水仙郷やその先の佐久間ダムでは水仙まつりが行われます。まさにこの時期にしか見れない景観です。

佐久間ダムの水仙

佐久間ダムから県道184号線を左折して、そして県道88号線に入り房総半島の中央部を南下します。ちなみに県道88号線沿いには、八房と狸像がある八房公園や伏姫と八房の像などがあり、里見八犬伝好きの方でしたら立ち寄って行きたいスポットがあります(ちなみに、里見八犬伝は史実ではなく物語です)。また、ちょっとオフセットした場所にはかじか橋というプチ風情がある吊り橋もあります。

かじか橋

さて、県道88号線を南下して行きますと、道の駅 三芳村があります。こじんまりとした道の駅ですが、ここでは名物の国産牛100%のビンゴバーガー(11:00~)が食べられます(約1,300円)。

ビンゴバーガー

そして、この道の駅のそばに全長17kmの安房グリーンラインの起点があります。最初は田園の中を走る直線路(夏にはヒマワリが綺麗です)ですが、国道128号線を渡ってすぐに踏切を渡ると(ここの場所が間違いやすいので地図で要事前確認を)、しばらくしますと緩やかなカーブが続く丘陵ワインディングロードになります。

安房グリーンライン

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