中国のお勧め紅葉ツーリングスポット.12~岡山市周辺

4.岡山市周辺(岡山県)

岡山県の南部、岡山市の周辺の紅葉スポットをご紹介いたします。岡山後楽園(岡山城)や旧閑谷学校などの著名な景勝地もありますが、お勧めは県内でも有数の紅葉の名所でもあります井山宝福寺と(紅葉ではないですが)備中国分寺。この二か所は意外と近いので、ここを中心にルートを考えられても良いかなと思います。市街地で混む岡山市内は避けて、紅葉スポットではないですが倉敷の美観地区を訪ねるのもありかと思います。また、近水園と豪渓の間には日本百名城に選ばれた鬼ノ城がありますので、紅葉&観光といったツーリングも楽しいかと思います。 

備中国分寺
  • 岡山後楽園 10月上旬~12月上旬
  • みやま公園 10月下旬~12月上旬
  • 井山宝福寺 11月上旬~11月下旬
  • 旧閑谷学校 11月上旬~11月下旬
  • 豪渓 11月上旬~11月下旬
  • 宇甘渓 11月上旬~11月下旬
  • 近水園 11月中旬
  • 鬼ヶ嶽 11月中旬~11月下旬
  • 備中国分寺 11月下旬

岡山後楽園~岡山藩2代目藩主の池田綱政が造った庭園で、日本三名園のひとつに数えられています。園内に紅葉の名所であります楓の林の千入(ちしお)の森があり、また園内の随所で紅葉を楽しむことができます。特別名勝にも指定されています。早ければ、9月中旬から色づく樹々もあり、12月上旬まで長く紅葉を楽しめるのが特徴です。烏城とも言われます岡山城の遠望も望めます。入園料410円。

みやま公園~玉野市にあります広大な公園で、桜をはじめ梅、椿、ツツジ、モミジなど3約15万本もの樹々が植栽されています。園内の各所でドウダンツツジほか綺麗な紅葉を楽しめるほか、特にイギリス人庭園技師によって整備されました深山イギリス庭園(200円)は紅葉時には見どころとなる場所です。道の駅が隣接しています。駐車場あり。

井山宝福寺~画聖の雪舟が、涙でネズミの絵を描いたという逸話がのこるお寺で、境内には国重要文化財の三重塔のほか、山門や仏殿が配され、秋には綺麗な苔と朱色の紅葉との見事なコントラストを望むことができます。駐車場あり。なお、県内には宝福寺という名のお寺が複数ありますので、検索する際には「井山宝福寺」と入力されるのが良いようです。

旧閑谷学校~1670年に、備前藩の藩主の池田光政が、庶民のための教育を目的に開いた学校で、特別史跡に指定され、また、講堂は国宝に指定されています。秋には植樹されたカイノキが赤色と黄色に色づき、綺麗な光景を見せてくれます。夜にはライトアップされ、昼間とはまた違う美しさを楽しめます。入場料400円。駐車場あり。」

豪渓~総社市の横谷川沿いにあります花こう岩の崖が続く渓谷で、国名勝にも指定されている岡山県を代表する景勝地のひとつです。清流と紅葉とのコントラストが素晴らしく、特に豪渓寺付近は美しい紅葉を望めます。駐車場あり。

近水園~豊臣秀吉の正室のねねの実家である木下家の庭園です。池泉回遊式庭園の大名庭園で、池岬の紅葉沿いに望む数寄屋造の吟風閣が綺麗です。こじんまりとしていて、日本らしい風情を感じることができる場所です。専用駐車場がないため、少し離れたところにあります足守観光用駐車場を利用されるのが良いです。入園無料なのも嬉しいです。

鬼ヶ嶽~井原市の美川山沿いに4kmにわたって続く渓谷で、鬼の釜や鬼の足跡など奇岩群があります。若干、寂れた感はありますが、逆に観光客は少ない中、素晴らしい真っ赤な紅葉を楽しめる場所です。

備中国分寺~奈良時代に聖武天皇によって全国に建てられた国分寺のひとつで、1847年に再建されました国重要文化財の岡山県内唯一の五重塔が建ち、吉備路を代表する景観を醸し出しています。秋には、境内の紅葉もそうですが、お寺周辺にコスモスが咲き、特に夕刻には幻想的な景色を楽しむことができます。

宇甘渓~宇甘川に沿って奇岩が連なる渓谷で、秋にはそそり立つ山肌が赤や黄に染まります。特に宇甘渓のシンボルでもあります赤橋からの紅葉の景観はとても綺麗です。遊歩道あり。駐車場あり。

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