初公開の歴史的史料の展示など、地域連携により大山エリアの知られざる歴史を伝えます
プロジェクト「大山これから会議」では、 2022年11月19日(土)から11月27日(日)までの土・日曜日と、 11月23日(木・祝)に、 大山旧参道エリアにて大山阿夫利神社社務局と地域内外のパートナー事業者と連携した特別企画「大山旧参道フェア ~大山の知られざる歴史~」を実施します。

大山での山歩きの原点は、 江戸時代に火消しや鳶などの職人たちが巨大な「木太刀(きだち)」を江戸から担いで運び、 滝で清めてから奉納と山頂を目指すという庶民参拝です。 本企画は、 かつて大山詣りで賑わい、 現在もその時代の雰囲気が色濃く残る「大山阿夫利神社社務局」周辺の旧参道エリアの活性化に向けた取り組みで、 紅葉が見ごろを迎える大山での山歩きの前後にあわせて、 一息入れながら、 地域の魅力に触れていただける企画です。
エリア内にある宿坊「かすみ荘」では、 神前に奉納していた「納め太刀」や、 大山詣りの際に鑑賞する神楽「倭舞(やまとまい)の装束」などを特別展示(※)します。 また、 参詣者の正装であった白い着物「行衣」を実際に羽織り、 「納め太刀」を持っての記念撮影など、 大山詣りの風習や文化に触れることで、 一味加わった大山での時間をお過ごしいただけます。 (※)11月23日(水・祝)を除く
さらに、 「大山阿夫利神社社務局」では、 かつて同神社が神職を目指す人向けの学校(神職養成機関)であったことを示す史料「神職入学届」や「神職参考書」などを初公開します。
このほか、 社務局周辺には、 バラエティに富んだキッチンカーが出店するほか、 神奈川の名産100選である大山名物の「きゃらぶき」を用いたパンや、 本企画のために特別にブレンドされた自家焙煎のコーヒーなどを提供します。

「大山これから会議」では、 これからも地域内外のパートナーとともにエリアへの賑わい創出に取り組み、 地域に根付いた企画の実施等を通じて、 大山エリアの魅力を広く発信してまいります。
特別企画「大山旧参道フェア ~大山の知られざる歴史~」の詳細は下記のとおりです。
1 実施日
2022年11月19日(土)、 20日(日)、 23日(水・祝)、 26日(土)、 27日(日)
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