3.高野山(和歌山県)
真言密教の聖地で、世界遺産にも認定されています高野山 金剛峯寺から高野龍神スカイラインを走るツーリング道中の紅葉スポットです。 高野龍神スカイライン自体がブナ林の 護摩壇山山中を通るため、走るだけで紅葉を楽しめます。また、境内の大イチョウが黄色く染まった時季でしたら丹生酒殿神社がお勧めです。
- 高野山 金剛峯寺 10月下旬〜11月上旬 34
- 高野龍神スカイライン 10月下旬~11月上旬
- 玉川峡 11月上旬~11月下旬
- 八斗蒔峠 11月下旬~12月上旬
- 丹生酒殿神社 11月下旬~12月初旬
高野山 金剛峯寺~弘法大師が開いた高野山真言宗の総本山で、周囲は1,000m級の山々に囲まれていて高野山全体が金剛峯寺とされ、奥之院と壇上伽藍は2大聖地とも言われています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されていて、周辺には117も寺院があります。高野山の各境内や山道の随所で紅葉を楽しめますが、とにかく境内が広いので、事前に訪ねたい場所とそこまでのアクセス(駐車場など)を調べておくことが良いかと思います。
高野龍神スカイライン ~高野山と龍神温泉とを結ぶ全長約43kmの山岳道路(国道371号線)で、関西屈指の爽快なワインディングロードです。紀州の屋根とも呼ばれブナの原生林が広がる護摩壇山の中腹や紅葉が綺麗な五百原渓谷を通るため、山全体が赤黄に染まる中、走りながら紅葉狩りを楽しむことができます。
玉川峡~和歌山県の北部の橋本市から、高野山 金剛峯寺へと至る国道371号線沿いの丹生川にある渓谷で、川沿いを走る狭路の県道102号線から朱色の紅葉と渓谷の岩肌のコントラストを楽しみながら走ることができます。玉川四十八石と呼ばれる奇石が点在しています。
丹生酒殿神社~境内に樹齢300年以上、幹周りが526センチ、高さ25メートルの大イチョウの樹があり、秋には鮮やかな真っ黄色に染まり、境内を黄に敷きつめます。11月中旬からはライトアップも行われ、周辺には臨時駐車場も出来、多くの参拝客が訪れます。なお、丹生酒殿神社を含む三谷坂は、高野参詣道の一部として世界遺産に登録されています。
八斗蒔峠 (はっとまきとうげ)~白馬山と護摩壇山の間にある峠で、高野龍神スカイラインの道中から県道から狭路に入り行くことができます。一面に紅葉した山々が広がる景観が望めますが、平家の残党が移住した地とも言われるほど山深い場所にあり、アクセスは結構至難です。 八斗蒔峠自体は 高野龍神スカイラインからも走れる林道沿いにありますが、同林道は狭く、また落ち葉や落石が多い酷道のため、 高野龍神スカイラインの樹山雲海近くからの道か県道194号線を使ってアクセスした方が〇。但し、通行止めの場合もありますので、事前に道路状況をご確認を。
コメント