圧倒される東北の絶景紅葉地10~只見線

10.只見線(福島県・新潟県)

  • 第一只見川橋梁 10月下旬~11月下旬
  • 六十里越峠 10月中旬~11月上旬

福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅とを繋ぐ路線のJR只見線。その只見線と並行するように只見川沿いを国道252号線が走り、山間の風情のある風景を楽しめます。そんな只見線沿いの紅葉の景色で最も人気が高いのが第一只見川橋梁です。鉄道ファンや写真愛好家からの人気の高い場所で、この時期、同地の観光ポスターでよく見る場所です。そんな、只見線沿い国道252号線を走り紅葉を楽しみます。

会津側から只見線沿いに向かうには、磐越自動車道の会津坂下ICで下りますと国道252号線に直結できてアクセスが良いですが、時間があれば、会津若松ICで下りてそのまま国道12号線バイパスで喜多方ICまで行きます。

喜多方にはご存じ、喜多方ラーメン店が多く点在していますので、時間が合えば食べていくのもありかと思いますし、喜多方の紅葉の名所でもあります新宮熊野神社の長床の大イチョウがありますので、是非とも寄っていきたいところです。

新宮熊野神社から県道16号線を走りますと、途中で喜多方市一ノ戸川橋梁があります。時刻があえばSLばんえつ物語号が渡橋する景色を望めます(運休の場合もありますので要事前ご確認を)。川沿いの道からバイクを絡めて橋を撮ることもできます。

そして、只見川に沿って県道を南下。国道49号線に入った後国道252号線に入り、西に向かいます。会津柳津町の町中を過ぎ、しばらく走りますと道の駅 尾瀬街道みしま宿があり、そこにバイクを止めて10分ほど歩きます田第一只見川橋梁のビューポイントがあります。

いきなり、只見線の紅葉のメイン場所になりますので、 第一只見川橋梁 で紅葉を見た後は、新潟方面へ抜けずにそのまま戻られても、または国道400号線で北上して西会津iCに入るルートもありかと思います。

今回はそのまま国道252号線を走り新潟県の小出へと向かうルートでご紹介いたします。 第一只見川橋梁 のあとすぐに 第二只見川橋梁 があり、そして3つの橋が一度に見れる面白い宮下アーチ三兄(橋)弟があります。

そのまま国道252号線を走って行きますと、やがて霧幻峡の渡し場に着きます。霧の中、渡し船が川に浮かぶ景観で有名な場所ですが、ここでも紅葉を楽しむことができます。

霧幻峡の紅葉

また近くには沼沢湖があり、紅葉時には湖畔が赤く染まります。

霧幻峡から国道252号線を少し走りますと、只見線のアーチが綺麗な眼鏡橋があります。国道から見ると雰囲気のある橋で、運が良ければSLが通過するかもしれません。

眼鏡橋

また、眼鏡橋の先には第四只見川橋梁があり、ここでも陸橋を渡る只見線の景観を望むことができます。ちなみに、沼沢湖湖畔から国道252号線へと抜けるヘアピンが連なる道があり、そこには天野喜孝作の妖精ブロンズ像が立ち、フェアリーロードと呼ばれています。

国道252号線を進みますと、道の駅 奥会津かねやまがあり、そして大志集落に着きます。只見川沿いにある集落で、集落の先のかねやまふれあい広場や、高台の尻吹峠から集落を含めた原風景の好景観が望めます。

尻吹峠から大志集落を望む

さて、そのまま国道252号線を進みますと、第五只見川橋梁や第七只見川橋梁、第八只見川橋梁を望みつつ、叶津番所や只見ダム、田子倉ダムなどを過ぎますと、田子倉湖の北岸を走り、やがて六十里越峠開道記念碑に到着します。そして、雪割り街道展望台駐車場を過ぎて、県境のトンネルを過ぎますと、新潟県側に入ります。

六十里越峠からの景観

六十里越は新潟県と福島県の県境近くにあります峠道で、昔、六里(24km)の距離がが十倍にも感じたということから六十里という名がついたと言われています。ここからは田子倉湖を囲む樹々の紅葉美を望むことができます。新潟県の魚沼市に入り、ヘアピン路を走り峠を下って行きますと、やがて鏡ヶ池に到着します。

小さな池ですが、池の周囲の樹々が染まり、また道の駅 いりひろせががありますので、ちょっと休憩に立ち寄るのもいいかもしれません。

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