四国(重要伝統的建造物群保存地区)

1. 美馬市脇町南町 2. 三好市東祖谷山村落合 3. 牟岐町出羽島 4. 丸亀市塩飽本島町笠島 5. 西予市宇和町卯之町 6. 内子町八日市護国 7. 室戸市吉良川町 8. 安芸市土居廓中

徳島県

目次

95.美馬市脇町南町

うだつが見られる町並み

美馬市脇町南町

徳島県のほぼ中央、吉野川北岸に位置し、江戸時代には特産の阿波藍の集散地として繁栄しました。18世紀初頭以降の町屋が数多く残り、大規模な商家が軒を並べています。町家の両端に袖壁のうだつが見られるのが特徴で、うだつは火災時に延焼を防ぐためにつけられた防火壁でもあり、また富の象徴でもありました。

美馬市脇町南町

96.三好市東祖谷山村落合

日本三大秘境地。山の急斜面に広がる集落

三好市東祖谷山村落合

日本三大秘境地にも選ばれています祖谷にある山の急斜面上に沿って広がる集落で、田畑が広がり、伝統的な石垣に支えられて江戸中期から昭和初期の家屋が急斜面に張り付くように建っています。

対岸の展望所より、その山間の斜面に広がる農村集落の全景を望むことができます。

97.牟岐町出羽島

0.4平方キロメートルの小島にある重要伝統的建造物群保存地区

牟岐町出羽島

徳島県の南部にある牟岐町の海上に浮かぶ、面積が0.4平方キロメートルの小島で、漁港の入り江の周辺に形成されています農村集落です。明治後期から昭和戦前期にかけてはカツオ漁やマグロ漁で栄え、切妻造、平入の平屋もしくは二階建の建物が揃って並び、離島の伝統的漁村集落をよく伝えている場所です。

香川県

98.丸亀市塩飽本島町笠島

塩飽水軍や廻船の根拠地として栄えた港町

丸亀市塩飽本島町笠島

塩飽本島は瀬戸内海に浮かぶ島で、本島の北部にある港町の笠島地区は、 塩飽水軍や塩飽廻船の根拠地として栄えた港町の一つです。海と丘陵に囲まれ落ち着いた雰囲気の集落内には、狭い道路が網の目のように走っており、格子構えに虫籠窓を設けたツシ2階建の町家などが、江戸時代、明治時代、そして大正・昭和初期と受け継がれ、今にその歴史的風致を残しています。

愛媛県

99.西予市宇和町卯之町

宇和島藩の在郷町

西予市宇和町卯之町

旧宇和島街道に沿って形成された町で、宇和島藩の在郷町として、また宇和島街道の宿駅や四国霊場の門前として賑わいました。

江戸時代からの地割りも残り、町屋は妻入と平入が混在して、白壁、半蔀(はじとみ)、格子、持ち送りなどの伝統的な建築様式が残る町並みで、大正期建築の教会や明治期建築の開明学校校舎などの洋風建築も点在しています。

開明学校

100.内子町八日市護国

浅黄色の土壁が特徴的な町並み

内子町八日市護国

江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産によって栄えた町で、浅黄色の漆喰で塗り込められた重厚な大壁や平入り造りが特徴の屋敷が軒を並べています。

懸魚(げぎょ)や虫籠窓(むしこまど)など家々の意匠も変化に富んでいて、南北約600mの通り一帯で歴史的風致をよく伝えています。

内子座(重要文化財)~1916年に建てられた木造2階建ての瓦葺き入母屋作り、純和風の芝居小屋です。回り舞台や花道、桝席、楽屋などがあります。

高知県

101.室戸市吉良川町

台風の備えた河原石や浜石でつくられた外壁“石ぐろ”が特徴

室戸市吉良川町

旧土佐街道に沿った浜地区と、その北側の丘地区から成る重要伝統的建造物群保存地区で、明治から昭和初期にかけて木炭の集散地として繁栄しました。浜地区には塗屋造り、水切り瓦や煉瓦を用いた「つし2階」の町家が建てられ、丘地区には台風の常襲地ということで「石ぐろ」と呼ばれる石瓶を屋敷の周囲に巡らせた民家を見ることができます。

102.安芸市土居廓中

土佐藩家老が形成した町

安芸市土居廓中

安芸城を中心に、江戸期に大きな屋敷を構えた土佐藩家老の五藤家のもと、町並みが形成されました。町割りも残されつつ、江戸末期から昭和戦前期に建てられた主屋や土蔵、蚕室などの伝統的な建造物が残され、武家地特有の歴史的風致をよく伝えています。

五藤家安芸屋敷
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