走りも景色も満喫できます
外は寒いし、凍結も心配だし、という首都圏のライダーの方にお勧めなのが南房総です。南洋からの黒潮が沖に流れてきていることもあり、首都圏屈指に暖かい場所で、通常ならば凍結も心配ありません。東京アクアラインを渡り、館山自動車道の君津ICで下りて房総スカイライン(無料)を走れば、鴨川市までのアクセスも至便ですし、道中にはあの有名な濃溝の滝もあります。
正式な名称は亀岩の洞窟ですが、朝の陽が当たるとき、しかも3月か9月でないと、あのCMで有名になったハート型の光を見ることは出来ません。
今は寒くて朝の陽光を見るのもつらいですから、もし朝早く行くのなら今度の3月に身に行かれた方が良いかもしれません。でも、平日でしたら駐車場(無料)も空いていますし、駐車場から歩いて5分ほどで亀岩の洞窟は見れますので、ちょっと立ち寄って見るのもいいかもしれません(幸福の鐘もあります)。
鴨川市に入りまずはこの時期のお勧めは菜な畑ロードに。1月上旬から3月上旬に1万坪もの菜の花畑が現れます。ぜひとも立ち寄りたい場所です。
そして、そのまま鴨川松島に向かい、鴨川松島から道を挟んだ狭路を走った高台にあります魚見塚展望台に向かいます(無料駐車場あり)。
展望台からは八岡海岸の沖にある雀島の好景観のほか、周囲の好眺望が望めます。そして、そのまま海の景観が綺麗で走っていて爽快な海沿いの国道を走ります。ちなみに、途中にクジラの骨格標本が飾られている道の駅 和田浦WA・O!があり、そこではクジラ肉を食べることができます。
そのまま海沿いを走り続けて、次のお勧めは野島埼灯台です。灯台もそうですがその周囲を巡る野島崎の遊歩道を歩きますと好景観を望むことができます。途中のは大きな岩の上にベンチがあり、岩を上るのはつらいですが、ベンチからはとても綺麗な景色を見ることができます。但し、特に階段とかありませんので、自己責任でご注意を。
野島崎の遊歩道は1周約15分ほどになります。無料駐車場からも近いのがうれしいところです。
そのまま海沿いを走って行きますと、房総フラワーラインに合流します。ちょうど、この平砂浦あたりが道沿いの菜の花がみどころの場所になり、1月中旬から2月にかけてが見頃ですので、ちょうどこれからがお勧めです。
そして、房総フラワーラインの菜の花の箇所を過ぎて、立ち寄りお勧めが須崎神社です。須崎神社自体からも(階段が長いですが)好眺望が望めますが、神社から道を挟んで海側にあります浜の鳥居からは好天時でしたら鳥居越しに富士山が見れて、とても縁起が良く絶景です。バイクで鳥居の前まで行くことも出来ます。
そして、浜の鳥居から先に歩いて行きますと、竜宮城から来た御神石が祀られています。ここからの景色もとても良いです。
そして、房総フラワーラインをそのまま走り館山市街を抜けて原岡海岸の岡本桟橋へ。
ちょうどこのタイミングで夕景が見れると最高です。小さな未舗装の駐車場もありますが、車が止まっていると止まれない場合もありますが、短い間でならバイクなら置けると思います。但し、人も多くて無人の桟橋を撮るのはほぼ不可能な状態ですが、ここから見える富士山のシルエットはとても綺麗です。そして、そのまま冨浦ICから館山自動車道に入り再びアクアラインを通って、海ほたるに寄りつつ帰路に着くことができます。
ちなみに少し内陸部になりますが、鋸南町の佐久間ダムの佐久間ダム公園では毎年12月~2月にスイセンの花群を見ることができます。
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