そして、そのままもみじラインに入ります。その道の名のように一年間で一番混む時期ですので、爽快な走りは楽しみづらいかもしれませんが、平日であれば渋滞なしで通過ができるとは思います。道中には白滝という、混んでいない立ち寄りお勧めの滝があります。
さて、もみじラインが酷道400号線に突き当たり終点となりますが、国道400号線を右折して塩原温泉方面に向かいつつも約400mほど進みますと国道から左折する道があり(曲がる場所に紅葉の綺麗な塩原八幡宮があります)、そこを曲がり旧道に入り、少し戻って箒川を渡りそのまま県道266号線を走りますと、お勧めの塩那スカイラインに入ります。ちなみに渡河せすに1kmほど西に進みますと要害の滝という滝があり、大きな滝ではないですが見ごたえのある滝ですので、滝好きな方は是非。
第1ゲートをくぐり、土平園地駐車場で突き当りの6kmのピストン道路で、昨今人気が出てはいますが、突き当りの道ということで観光客も少なく、紅葉を満喫しながら走りも楽しめるツーリングでお勧めの爽快路です。
塩那スカイライン はピストン路のため、再び戻り、塩原温泉街を抜けて、東北道の那須塩原ICに入り帰路に着きます。塩原温泉には紅の吊橋やもみじ谷大吊り橋、回顧の吊橋など、紅葉の名所が多くありますので(その代わり観光客も多いですが)、お好みで立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
但し、このルートは平日限定で、週末はいろは坂、もみじラインは渋滞必至で、走りどころかツーリング自体が楽しめなくなることになると思いますのでご注意を(その場合は、寒いですが出来るだけ朝早めに出られることをお勧めいたします。)。
②古峯神社~大芦渓谷
紅葉は見に行きたいけど土日しか休みが無い、という方にお勧めなのがこちらのルートです。例年ですとちょうど見頃を迎える時期かと思うのですが、人気の紅葉スポットではありますが、日光や塩原に比べますと穴場的な場所です。但し、狭路の県道を走りますので、状況によっては渋滞になったり、落ち葉が多かったりする場合もありますので、道の状況に気を付けながらも、朝早めに訪ねるのがお勧めです。
東北自動車道を栃木ICで下りて、高速沿いの道を走り、県道37号線から県道15号線、そして、県道246号線へと入ります。途中に文化庁 登録有形文化財で、映画やドラマでも使われたことのある木造2階建ての旧鹿沼市立粟野中学校がありますので、ちょっと寄って見ているのも良いかもしれません。校舎内に入ることも出来ます。
再び、粟野側に沿って県道246号線を進みます。賀蘇山神社拝殿を過ぎて、さらに県道を進んで行きますと、桶淵の滝、五月不動の滝、太郎次の滝と続き、各々小さい滝ですが、太郎次の滝は県道から近く見ごたえがあります。そして、途中で林道前日光線(舗装路)を右折します。やがて県道58号線に突き当たり、その先に古峯神社と回遊式庭園で紅葉が綺麗な古峯神社 古峯園(500円)があります。
なお、この先へと進みますと、古峰ヶ原高原や好天ならば東京スカイツリーが見える勝雲山駐車場、駐車場から30分ほど歩きますが、好眺望の象の鼻展望台などがありますが、落ち葉で道が走りづらい場合もありますので、この辺りは新緑の頃に訪ねた方が良いかもしれません。
古峯神社から大芦川の沿って県道58号線を東へと走りますと、金剛不動尊が立つ金剛山瑞峯寺が右手にあり、そして、古峯神社 一の鳥居を越えますと東大芦川に沿って北に向かう細い道がありますので、そこに入ります。しばらく走りますと紅葉の名所の大芦渓谷(白井平橋)に着きます。
とはいえ、ここも週末は多くの車が詰めかけ、しかも駐車場がないので渋滞必至です。そして、そのまま離合困難な細い道(舗装路)を進みますと、車両通行止めのところに大滝というこちらも紅葉の綺麗な場所があります。落差15mと小さな滝ですが、エメラルドグリーンの滝壺と赤い紅葉とのコントラストがとても綺麗な場所です。
再び来た道を戻り県道58号線に突き当たり左折。再び大芦川に沿って走って行きますと、県道14号線(日光鹿沼線)があり、左方向(北方面)に行きますと、小来川地区を越えて日光(日光宇都宮自動車道の今市IC、もしくは日光IC)に抜けることができ、また県道14号線を右方向(東方面)へと向かいますと、鹿沼市街を経て東北自動車道に鹿沼ICから入ることが出来ます。
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