■南房総(ツーリングルート)

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グリーンロードとフラワーライン

年中温暖で、1年を通してツーリングが楽しめます南房総。標高が低くて走れる爽快路が少ない房総半島の中で、数少ないプチワインディングロードの安房グリーンラインと、沿道を花が彩ります房総フラワーラインと房総でも人気の二つの道を走るツーリングルートです。

房総フラワーライン

総走行距離:約130km

東京湾アクアラインと館山自動車道が出来て、都心からもアクセスが至便になりました、南房総。都心からアクセスする場合は①アクアライン(アクアブリッジ)と、②東京湾を千葉市方面からぐるっと回る東関道(京葉道)~館山自動車道の2ルートがあります。

海ほたるPA

①のメリットとしては、距離が短く時間も早く着くことと、平日であればほぼ渋滞なしのこと。海ほたるで休憩できることが上げられます。逆にデメリットはETCが無ければアクアラインの通行料が高くお金がかかることと、土日は海ほたるまで渋滞必至なこと。それと、強風時だとアクアブリッジを走るのが煽られて怖かったり、通行止めになることがあります。

②のメリットは、①より総通行料金は安くて、強風でもアクアブリッジほど影響は受けないこと。土日祝日は、一部区間で渋滞は起こりますが、比較的走りやすいです。デメリットは、平日ですと千葉の穴川ICあたりを中心に通勤渋滞必至なことと、やはり南房総までは距離があることでしょうか。

ちなみに②のルートですと①のルート+25分くらい余分に時間がかかります。

アクアブリッジは強風になると通行止めになることがありますので、出発前に同橋の風速は養確認で。風速が10m/S(2桁)以上であれば、東京湾沿いルートの方がお勧めです。

木更津JCTから冨浦方面に向かって約46km館山自動車道を走り、終点の冨浦ICまで行きます。そして、国道127号線、県道296号線と走り、南房総市にあります農産物直売所 土のめぐみ館に。ここで小休止して、もし11時以降であれば、並ぶかもしれませんが人気のビンゴバーガーの本店がオープンしますので、是非、食されてみることをお勧め致します。

さて、ここから、同エリアでお勧めのツーリングロードの安房グリーンラインに入ります。

安房グリーンライン

最高峰が408mという房総半島は、半島自体が丘陵のような感じなので、爽快な山岳道路はほぼ無い感じですが、その中でも2車線のプチワインディングの安房グリーンラインは房総半島では貴重な走れる爽快路です。距離は約16km。とはいえ、取り締まりや四輪も多いので走行にはご注意を。

ちなみに、道中から少し脇に入ったところにあります林道畑3号線素堀りトンネルは立ち寄りやすくオンロードバイクでも行きやすいので、房総半島に特徴の素掘りトンネルとバイクを絡めて写真を撮るのにお勧めの場所です。また、その少し先には、大昔の地滑り地層の大規模海底地すべり構造が道沿いにありますので、見やすいです。

大規模海底地すべり構造

そのまま安房グリーンラインを走りますと、房総フラワーラインに突き当たります。ここで右折して洲崎方面に向かうのもいいですが、ちょっと左折して寄り道するのもいい感じです。

左折して房総フラワーラインに入った後、一つ目の信号をクランク的な感じで海沿いの道に入ります。ここからしばらく海沿いの道を楽しみながら走りますt、灯台が見えてきます。安房白浜港灯台です。

安房白浜港灯台

そんなに大きな灯台ではないのですが、岩礁の上にポツンと立っていて、風情がある灯台です。海沿いの道から見えて、歩いて近いのも嬉しいです。

そして、その少し先にあります、道の駅ちくら潮風王国に。

道の駅 ちくら潮風王国 内レストランの海鮮サラダ

漁船が展示してある道の駅で、地物の海産物が買える海市場や、地物料理が食せるレストランがあり、比較的気軽に食事や休憩が出来る場所です。

さて、ここでUターンして、来た道を戻ります。先ほど通った安房白浜港灯台を通り過ぎて、再びクランク状の信号の場所に来ますが、今度は内陸側を走るフラワーラインではなく、海側の国道410号線を走ります。少し走りますと、地層や岩礁などを望める宝来島や小戸海岸を過ぎ、野島埼灯台に。

野島埼灯台

野島埼灯台~1870年に、洋式灯台として国内で2番目に初点灯した灯台で、塔高は29m。日本の灯台50選に選ばれていて、国の登録有形文化財にも登録されています。

無料駐車場にバイクを止めて、階段を上って野島埼灯台に。灯台にのぼってもいいですが、ここはその先の野島崎まで行かれて、目の前に広がる太平洋の景観を望まれることをお勧め致します。

野島崎より太平洋を望む

野島崎を後にして、海沿いに国道410号線を走ります。やがて根本海水浴場を眺めながら房総フラワーラインと合流する辺りに、景勝地の白浜の屏風岩があります。但し駐車場が近くにないため、白浜フラワーパークの駐車場(有料)か根本海水浴場公衆浴場の駐車場に置いて歩く必要があるかもしれません。

白浜の屏風岩

再び、国道410号線に入り、しばらく走りますと、洲崎方面と分岐しますので、洲崎方面へと向かいます房総フラワーラインへの左折します。この後、平砂浦近くの海そばの道を走りますが、この辺りは風が強いと、砂浜の砂が流されて道に堆石している場合がありますので、走行にはご注意を。

やがて、初春には菜の花やポピーが、そして夏にはマリーゴールドが沿道を染める房総フラワーラインのメインスポットを走ります。同時期は観光の車通りも多いですが、とても気持ちよく走れる必走ルートです。

房総フラワーライン

しばらく走りますと、安房国一之宮の洲崎神社と、海側には洲崎漁港があり、漁港から徒歩で太平洋の好景観地と好天時には鳥居越しの富士山が見える浜の鳥居に行けます。

浜の鳥居

再び房総フラワーラインに入り走りますと、途中で白亜の灯台が見えます。洲埼灯台です。但し、近くに無料駐車場がなく、お土産屋さん(で品物を買うことを条件に)の駐車場に止める必要がありますので、寄られれかは好きずきで。

そのままフラワーラインを走って行きますと、綺麗な内房の海が見え隠れしつつも、見学海岸に到着します。道沿いに駐車場もありますので、ちょっと海を見ながら小休止ができます。

見物海岸

そして、混雑している館山市街を通って、富浦icから館山自動車道に乗って帰路に着くのですが、冨浦icのそばにインスタ映えで有名になりました、原岡海岸の岡本桟橋がありますので、訪問されている方は多いですが立ち寄りお勧めです。

原岡海岸 岡本桟橋

実走ガイド

南房総(スズキSV650 ABS)

千葉の絶景を巡る旅その2(スズキGSX250R)

竜宮から奉納された神の石(BMW G310GS)

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