戦国時代きっての難攻不落の城
戦国時代、関東の覇者である北条氏の本城でした相模国(神奈川県)の小田原城。戦国最強とも言われる上杉謙信や武田信玄をもってしても落とせなかった難攻不落の城としても有名なお城です。
その後、整備が行われ、豊臣秀吉が来攻した際には総延長約9kmもの総構を要する巨城になっていましたが、現在は平城ということもあり、駐車場からも歩いて、比較的容易に見れるお城(公園)になっています。
ちなみに、バイクは小峯橋近くにあります、藤棚バス駐車場(入口にチェーンが掛かっていますが、係の方が上げ下げしてくれます)の一画に止められます(200円)。
駐車場から小峯橋で蓮池を渡り(シーズン時には池脇にあります御感の藤がきれいです)、少し歩きますと銅門広場があり、いぬまきという巨木を過ぎ常盤木門を潜りますと、すぐに天守閣に着きます。
1590年、豊臣秀吉による小田原攻めにより各支城は陥落し、石垣山城の出現などによりほぼ戦闘無しの無血開城にて小田原城は陥落。北条氏は滅亡するとともに、その後、徳川家康の天下となり江戸時代には譜代の大久保氏などが城主になるも、明治3年(1870年)に廃城となり、明治5年にお城は解体されました。
1960年に天守閣が復元され、今に至ります。その小田原城や北条氏5代の歴史は場内の展示でより詳しく知ることができます(入城料 510円)。
天守に入りますと、時代を追って、小田原城や北条5代の資料や足跡を見ることが出来ます。
そして、最上階からは相模湾の好眺望が望めます。ARポイントもあり、アプリをダウンロードすれば北条軍や豊臣軍などの疑似動画(画像)を見ることが出来ます。
よく晴れた日には、房総半島まで見れるらしいです。
尚、小田原城の御城印は、入城料を払う入口の窓口で購入することが出来ます。
北条早雲以降、5代に渡り関東の覇者として君臨した北条氏の歴史と治世が分かる小田原城。同城に立ち寄られた際には、是非、天守閣にあるいろいろな造詣深い資料をご覧になられることをお勧め致します。
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