吉野の梅郷
春ですねぇ~。
「梅、桜…春はやっぱり花だよね!」と思いつつも、東京近郊でこの時期(2月)ならということで「吉野梅園」に行ってまいりました。ちなみに、梅まつりの日程は例年、3月いっぱいまでになっています。
都区内からスタートをして、高速で青梅ICへ。青梅街道とか都内で馴染みがあったので近い感覚があったのですが、意外と遠いんですね。先ずは、都内にある温泉郷の岩蔵温泉郷に。なんと、ヤマトタケルノミコトが東方征伐の際に、ここで傷を癒したという伝説がある温泉です。
そして、以前からその名前で気になっていた「東京炭鉱」に着。
今はその面影もなく雑草が茂った空き地になっていますが、昔はこの辺りからカンテラを持った炭鉱夫さん達が地下に入って泥炭を採掘していたそうです。そう思うと、雑草も何か情緒深く感じます。
□東京炭鉱
今から約50年前の昭和35年(1960年)まで、燃料用として使用されていた泥炭を採掘していた炭鉱。最盛期には40人近い採炭者たちが毎日約500トンの泥炭を採掘していましたが、石油の普及によりその役目を終えました。今では当時を偲ぶ面影はほとんど見当たらず、炭鉱があったであろう近くの公園と、その周辺、および今なお泥炭層を覗かせる黒沢川。そして東京炭鉱というバス停のみが、当時の雰囲気を残しているのみです。
そして一路、青梅の町に入りますと一転して懐かしい映画看板が掲げられたレトロチックな雰囲気に。バイクとの記念撮影には事欠かない場所です。
□昭和レトロの青梅宿
“昭和レトロのフレーズは青梅が発祥の街”ということで、昭和レトロをメインにしたまちづくりを実施。青梅市駅より旧青梅街道に沿って懐かしい映画の看板(なんと、市内に100枚!)や数々のレトロな建物で、昭和レトロな町並みの雰囲気を町全体で漂わせています。
ちなみに、青梅市街から少し離れたところには、昔の鉄道車両が展示されている青梅鉄道公園があります。
そして、青梅からはJR青梅線と平行して走るR411(青梅街道)を走り吉野に。吉野梅郷では駐車場や入場料のこともあり、メインの梅の公園に入園するよりは、観梅通りをぷらぷらと流しながら観梅するのがお薦めです。バイクで走るなら、ここ彼処に風情のある吉野街道と平行して走る「観梅通り」がお薦めです。ただし、観梅の時期は観光客が多いので要走行注意で。
ちなみに周囲には、吉川英治記念館や、戦前の道路用鋼アーチ橋として最大の長さで土木学会土木遺産に認定されている奥多摩橋や、旧吉野家住宅などもありますので、ぷらっと立ち寄るのもいいかもしれません。
<ぷらっと(日帰り)TURING 装備一覧>
以前は、ウェストバックやバックポーチなどを使っていたのですが、あるとき加曾利隆さんがショルダーポーチを使っているのを見て、「あの加曾利さんが使っているなら…」と思い、使ってみましたら、出し入れもしやすく利便性が高いため、日帰り位でしたら最近はもっぱらこのバックを使っています。ただし、スピードを出し過ぎるとバックが浮いて不安定になるため、あくまで法定速度内でということで。
・必要なもの~免許書・財布(お金)・ヘルメット・グローブ
・あった方がいいもの~カメラ・地図・雨具・スマホ(掲載電話)、替え用コンタクト…万が一、紛失した場合に。
・あると便利なもの~三脚…自分撮りや夜景撮影用に、メモ・ペン…記録用に。携帯のメモでも可、ビニールテープ…何かの際にいろいろと便利、サイドスタンド置き…土の上に駐車する際に。
■今回のRESULT
・走行距離:163.9km ・使用金額:3,252円 [高速代500円(高井戸~八王子) 高速代1,050円(八王子~青梅) 青梅鉄道公園入場料100円 そばまんじゅう 105円×2 釜揚げうどん(丸亀製麺)280円 ガソリン代1,112円 ※帰路は一般道]
・平均燃費:22.17km/l
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