おすすめ〜お買い得バイク【801cc〜編】

900cccや1000ccなど、車でいうところの軽自動車や、中には普通乗用車よりも大きなエンジンを搭載している、まさにビッグバイク。ボクシングでいえばヘビー級という感じでしょうか。そんな、ビッグバイクジャンルの中でお買い得なバイクを3機種ご紹介いたします。

目次

3位:ヤマハ MT-09(2023)

MT-09 114.4万円

全長2,090mm 全幅:795mm 全高:1,190mm ホイールベース:1,430mm 地上最低高:140mm シート高:825mm 車両重量:189kg乗車定員:2名 最小回転半径:2.5m エンジン種類:水冷4ストローク直列3気筒DOHC 4バルブ 総排気量:888立方センチ 圧縮比:11.85最高出力(kW[PS]/rpm):88 (120) / 10,000 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):93 (9.5) / 7,000 燃料タンク容量:14L 燃料消費量(※60km/h定地走行):30.4km/L 変速機形式:6速 タイヤ(前)120/70ZR17M/C (58W) タイヤ(後)180/55ZR17M/C (73W) ブレーキ(前):ダブルディスク ブレーキ(後)シングルディスク


3位はヤマハのMT-09のスタンダードモデルです。但し、最新の2024年モデル(125.4万円)ではなくて2023年もデルの方ですので、在庫限りという感じになります(2024年12月現在でカタログにはまだ掲載されています)。とはいえ、2023年モデルは2024年モデルとほぼ同じで、しかも車重が4kgも軽くて価格が11万円も違うので、あれば2023年モデルはお得かと存じます。120馬力で114.4万円、1馬力=アンダー1万円というのもお得感を感じます。

とにかく、この直列3気筒888立方センチのエンジンは素晴らしくて、初代の頃は過激的でもありましたが、代を重ねるにつれて、出力は上がりながらも乗りやすさが向上してきました。3気筒らしく低回転でトルクフルであり、そして高回転までそのサウンドと共に力強くスムーズに回り、街中でも、そしてワインディングロードでも楽しく走れます。装備的にはアシスト&スリッパー®クラッチ、クイックシフター、高機能6軸の「IMU」、ライディングモードなどを装備。思う存分、一般路で走りを楽しめるバイクです。あとはこの昆虫顔が好きかどうか…にはなりますが。あと、4気筒であれば、カワサキのZ900もお薦めです(127.6万円、125PS)。以前はコストパフォーマンスがかなり高いバイクだったのですが、価格が徐々に上がってきて、130万円弱にまで上がってしまいました。それでも、4気筒ビッグバイクの圧巻のサウンドを楽しめるバイクとしては、まだまだ他車に比べてリーズナブルだと存じます。

2位:BMW F900R

F900R ¥1,190,000〜

全長2,140mm 全幅:815mm 全高:1,135mm ホイールベース:1,520mm 地上最低高: – mm シート高:815mm 車両重量:211kg 乗車定員:2名 最小回転半径: – m エンジン種類:水冷並列2気筒4ストロークエンジン 総排気量:894cc 圧縮比:13.1 最高出力(kW[PS]/rpm):77 (105) / 8,500 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):92 / 6,500 燃料タンク容量:13L WMTCに準拠した1Lあたり燃料消費率(1名乗車時):23.8km/L 変速機形式:6速 タイヤ(前)120/70 ZR 17 タイヤ(後)180/55 ZR 17 ブレーキ(前):ダブルディスク ブレーキ(後)シングルディスク


BMWのビッグバイクでありながら税込110万円台で購入(車体価格のみ)できるというリーズナブルなバイクです。エンジンは並列2気筒894ccで105PSを発生。標準装備はETC2.0、ギアシフトアシスタント プロ、ライディングモード プロ、ダイナミック・トラクション・コントロール、ダイナミック エンジンブレーキ コントロール、グリップヒーターと盛りだくさんです。

ツインらしいトルクフルなエンジンで、高いトルクを使ってバイクを押し出していくように走りつつも、今やビッグバイクでは数が少なくなってきたスチール製のフレームで、ワインディングではバイクのしなりを感じながら楽しく走れます。また、ショートサイレンサーで腹下の方から歯切れの良いサウンドを聞けます。6.5インチTFTカラーディスプレイはBMW Motorradコネクティビティを備えていて、スマートフォンと繋いでナビ音声や音楽、通話などの情報がディスプレイで確認できます。但し、BMWもそうですが、輸入車はランニングコストが高いのが難点。ギリギリ頑張って購入した後に維持費(パーツが全部輸入品で高いです)で困ってしまうこともあるので、購入時にディーラーさんにその辺り(ランニングコスト)を確認された方が良いかと思います。

1位:ホンダ Rebel 1100

Rebel1100 ¥1,138,500

全長2,240mm 全幅:850mm 全高:1,115mm ホイールベース:1,520mm 地上最低高:120mm シート高:700mm 車両重量:223kg乗車定員:2名 最小回転半径:2.9m エンジン種類:水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ直列2気筒 総排気量:1,082立方センチ 圧縮比:1015 最高出力(kW[PS]/rpm):64 (787) / 7,000 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):98 (10.0) / 4,750 燃料タンク容量:13L 燃料消費量(※60km/h定地走行):31.5km/L 変速機形式:6速 タイヤ(前)130/70B18M/C 63H タイヤ(後)180/65B16M/C 81H ブレーキ(前):シングルディスク ブレーキ(後)シングルディスク


おすすめ〜お買い得バイク【801cc〜編】の1位はホンダのレブル1100です。NC750X同様にレブル1100にもDCTモデルがありますが、NC750xが66,000円高なのに対して、レブル1100は11万円の差があるため(レブル1100 DCT:124.85万円)、今回はスタンダードモデルの方で選ばせて頂きました。但し、DCTの機能自体は平坦な市街地や高速道路などでその真価を感じられますので、クルーザータイプにはまさにマッチングした装備かと存じます。1,082ccで税込113.85万円と、税別であれば、”おすすめ〜お買い得バイク【401〜800cc編】”でもご説明しましたが、1cc=1000円以下のリーズナブルモデルです。

クルーザータイプながら、今風のボバースタイルで格好よくて、1,082ccもあるクルーザータイプながら車重が223kgとこのタイプのバイクとしては軽く、そして、レブルの代名詞でもありますシート高も700mmと圧倒的な足着き性を誇ります。装備としては、ライディングモードのほか、ETC2.0車載器、クルーズコントロール、グリップヒーター、シート下に3Lの収納ボックスを備えています。今やモデル数が少なくなった国産の大型クルーザーですが、4,750 回転という低回転で発生する98N・mという大トルクを味わいながらクルージングを楽しめるバイクです。

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