東京とは思えない風景はまるで桃源郷!
東京都心から電車で1時間ちょっとの桃源郷。
東京最後の清流と言われる秋川渓谷の周辺では、 現在桜が見頃を迎えています。
まさに春爛漫。
これから4~5月にかけて、東京の西の端・秋川渓谷エリアでは、薄いピンクの桜から濃いピンクのミツバツツジ、山吹の黄色、そして次第に黄緑色の新緑へと、里山を彩る色が移り変わりながら、あちこちで桃源郷のような風景が広がっていきます。
都会の桜スポットとはまた違う里山の春の風景をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
1:龍珠院と乙津花の里が春爛漫、まるで桃源郷
舞台は、あきる野市の温泉近くの集落。
龍珠院というお寺では、石仏が並ぶ背景に、枝垂れ桜やツツジが色とりどりに咲き乱れます。
お寺だけでなく、この乙津は集落全体が「花の里」。
この季節、秋川の両側が桃色に染まります。
カメラ片手に、花咲く集落散策に行ってみてはいかがでしょう。
見頃は例年4月中旬くらいまでです。
2:弁天山への道が花盛り!癒しの非日常ゆるハイキング
なんと言っても、弁天山への入り口での赤い鳥居と桜とツツジの共演が美しい!
思わず写真を撮りたくなります。
ここに行くだけでも価値があると思えます。
赤い鳥居を潜って、20分ほどのハイキング。
山道の途中、見上げると朱色のツツジが新緑の中にちらほら。
木漏れ日、新緑、ツツジの赤が美しいです。
神社から弁天山に向かう山道の途中には、不思議な洞穴もあり、探検気分も味わえます。
鳥居から30分もあれば山頂!
都心方向が見通せる眺望が楽しめます。
3:大悲願寺の山門と桜、境内のミニ八十八ケ所散策路も花盛り
大悲願寺の立派な山門と桜の共演は見応えあり。
さらに、境内の八十八ケ所をたどって歩くと知らず知らずのうちにお寺の裏へと誘われるのですが、そこに咲き誇る陽光桜の並木が見事です。
人も少なく、周辺の里山の風景も含めてゆっくりと春爛漫の風情を楽しめます。
4:今熊神社のミツバツツジがこの世のものとは思えない美しさ
五日市からレンタサイクルで行くと、山の裏側に位置する今熊神社。
4月中旬には、神社脇の谷間がミツバツツジの濃いピンクで埋め尽くされます。
息を飲むほどの美しさです。
例年の見頃は4月中旬~下旬です。
5:小峰公園を散策!家族でものんびり楽しめる解放感
レンタサイクルで出発したらすぐ秋川を渡り、軽く坂を登ると都立小峰公園が見えてきます。
公園のビジターセンターに自転車を停めて、園内の遊歩道を散策してみましょう。
昔ここは、五日市と八王子を行き来する重要な街道でした。
公園内にはその名もズバリ「桜尾根」と呼ばれる尾根道がそれ。
背の高い山桜から散り注ぐ桜吹雪も風情があります。
例年の見頃は3月末~4月上旬です。
6:広徳寺への坂道と境内の桜
広徳寺は紅葉で有名ですが、春も周辺の風景も含めてお勧めです。
手前の坂道は桜のトンネルのよう。
例年の見頃は4月上旬ですが、その後も四季折々の風情があり、オールシーズンオススメです。
7:知る人ぞ知る集落の裏山に、まるで天国へ続く階段が!
桜咲く里山の風景と五日市を一望する御嶽神社ゆるハイキング
(駅前からレンタサイクルで10分+ゆるハイキング40分)
レンタサイクルで小和田橋を渡った先の集落の裏山。
知る人ぞ知る、桜の名所です。
この辺りに咲く山桜の見頃は例年4月上旬~ですが、少し徒歩で登ったところから五日市の町を見下ろす眺望はオールシーズン楽しめます。
まさに、色とりどり。
青空に映えますね。
8:あゆみ橋周辺と小庄の桜並木を散策
今度はグッと駅の近くのスポット。
レンタサイクルで坂を下って川辺を進むと、すぐにアーチ方の橋が見えてきます。
橋の周囲の桜はもちろん、橋から上流側の風景が最高です。
あゆみ橋を渡って上流側に進むと、ここが「小庄の桜並木」。
地元の人にも愛されるお花見スポットです。
9:都心を一望!金刀比羅神社へお花見ゆるハイキング
ここも、都心方面の眺望が楽しめるスポット。
神社のお社のすぐ下には屋根のある休憩所も。
そしてその上には大きな桜の木があり、桜吹雪の下で絶景を楽しめます。
桜の見頃は例年4月上旬ですが、季節を問わず、四季折々の風景が楽しめます。
10:廃校になった小学校の校庭の桜と給食で子どもに返る、戸倉しろやまテラスを訪れよう
校庭に桜!
ブランコなどの遊具もそのままあって、童心に帰った気分でなぜか懐かしい・・・。
ここは、廃校になった旧戸倉小学校。
地元の木材をふんだんに使ってリノベーションされた校舎の、かつて職員室だった部屋が今は「食飲室(しょくいんしつ)」というレストランになっています。
校庭で桜を愛でたら、食飲室で懐かしい「給食プレート」を味わいましょう。
外観は小学校そのまんまなので、大人も童心に帰って子供に戻ったような感覚で楽しめます。
ちなみに春休み&GWに家族で楽しめるコンテンツはこちら
レンタサイクルだけでも十分春の秋川渓谷を楽しめますが、ファミリー向けにはそれぞれのテーマで作り込まれた以下のプログラムがオススメ!
残りの春休みとゴールデンウィークの家族でのお出かけ先に、花盛りの秋川渓谷で以下のようなプログラムへの参加がまだ間に合います!
どれも、秋川渓谷エリアで人気のとっておき体験コンテンツです。
(1)裏山アート探検隊 みっけるん in 檜原村
秋川渓谷の上流部、檜原村(ひのはらむら)で開催中の親子自然体験・探検プログラム。
https://mikkerun.com/
「五感をひらいて感性を伸ばす」教育効果も期待できる、人気プログラムです。
春休みに家族で、檜原村へ出かけませんか?
子どもたちが探検隊の隊長というワクワクする設定。
首からカメラを下げ、サコッシュに探検の道具を持って地図を見ながら進みます。
探検の冊子のスポット写真を参考に、地域資源を「アート」として発見し、冊子に「みっけた」シールを貼っていきます。
心からの「やりたい!」「楽しい!」を引き出して、地域や自然を再発見していくプログラムです。
(2)花盛りの秋川渓谷で「謎解き」!
冊子とスマートフォンでストーリーを読みながら、現地を訪れないと解けない「謎」を解いていく、ありそうでなかった大自然を満喫しながら楽しめる謎解き「秋川渓谷謎解きエコツアー」。
地域を知り尽くしたガイドが制作しているので、謎解きを進めていくと自然にその地域のとっておきの風景や自然、歴史の物語に触れることができます(ガイドは同行せず、参加者だけで自由なペースで楽しめます)。
現在開催中の謎解きのうち、特にこの季節におすすめの3作品はこちら!
■「博士の消えた宝物」(秋川渓谷瀬音の湯スタート)
https://ura-yama.com/event/event-1268
人気の温泉施設とのコラボ謎解き!
■「檜原城と秘密の手紙」(檜原村役場前スタート)
https://ura-yama.com/event/event-1245
檜原村の史実を元にした、大自然と歴史が楽しめる謎解き!
■「ひのじゃがくんと謎の挑戦状」(檜原村郷土資料館前スタート)
https://ura-yama.com/event/event-1427
秋川渓谷上流部のパワースポット「神戸岩」にも行ける、人気の大自然ナゾトキ!
(3)ガイドツアー
実は、上に挙げたスポット(10選)はまだまだ一部。
他にも地元ガイドだけが知るとっておきの花盛りスポットや、それと一緒に楽しめるアクティビティがまだまだあります。
東京裏山ベースでは、地元の人気エコツアーガイドによるガイドツアーも開催中!
(ガイドは東京裏山ベースのジンケンです)
レンタサイクルで自分たちで行くだけだとちょっと不安・・・
という人も安心です。
春~GWにもオススメのアクティビティは、例えば・・・
防水ウェーダーを履いてとっておきの沢をバシャバシャ歩くリバートレッキングを組み込んだツアー。
https://ura-yama.com/event/event-2279 東京最後の清流・秋川渓谷の水辺を体感できる、地域の看板ツアーです。
※ファミリーで・友人グループでなら、貸切ガイドツアーも可能です。
以上、春爛漫の秋川渓谷のオススメスポットと、春を楽しむツアー・体験コンテンツをご紹介してきました。
東京でありながら自然豊かで清流の水辺の空気感を全身で楽しめる秋川渓谷の人気は急上昇中!お花見シーズンのベストスポット巡りをきっかけに、ぜひ「東京の穴場秘境」秋川渓谷に足を運んでみて下さい。
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