北千住ツーリング(スズキ GSX-S8)

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近場だけどまだじっくりと見たことも行ったこともない場所

江戸時代に日本橋から日光街道の最初の宿として栄えました「千住宿」。松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出発した場所でもあります。そんな千住(北千住)をぷらっと巡ってみました。

まずは、昭和2年竣工の千住大橋を渡り、その脇の大橋公園にあります「おくのほそ道 矢立初めの碑」に立ち寄りました。1689年に松尾芭蕉が旅立った際に「行春や 啼魚の目に泪」という句をここで詠んだと言われています。

おくのほそ道を紹介する案内板もありました。

石洞美術館

そして、ぐるっと西側に回り、帝京科学大学 千住キャンパスの入り口にあるお化け煙突のモニュメントを訪ねました。

お化け煙突とは1963年の解体時まで同地にあった千住火力発電所の4本の長い煙突のことで、ひし形の形に配置されていたために、見る場所により煙突の数が1本にも2本にも3本にも見えたことからお化け煙突と名付けられました。

同地から隅田川を望むと、今はこちらから東京スカイツリーを望むことができます。

さて、お化け煙突のモニュメントを後にして、美しい縁側と庭園があるタカラ湯を過ぎて、日光街道(国道4号線)を越えて、懐かしい家屋のTSUJI (お茶とかき氷)のカドを右に曲がって、JR北千住駅に続く宿場町通りに入ります(一方通行路)。

千住絵馬屋・吉田家

同宿場町通りには旧家も点在していて、千住宿の雰囲気を楽しむことができます。

横山家
千住ほんちょう公園
宿場町通り

千住宿の本陣跡は、道脇にポツンとあり、普通に走っていたら見落としちゃいそうです。

さて、北千住駅の南側にある大踏切を渡って北上して、荒川の土手に。この辺りは昔、TVドラマの金八先生のロケが行われていた場所でした。

そして、少し走ると、京成電鉄の堀切駅があります。

この堀切駅のそばにあります東京未来大学が、昔、金八先生のロケ地になった学校だった場所です。

わずか1〜2時間ほどのツーリングでしたが、寒くてあまり走りたくない…でもバイクに乗りたい!という時は、こんなふうに、近場だけど、まだじっくりと見たことも行ったこともない場所に、プチアドベンチャー感を楽しみに訪ねられてみてはいかがでしょうか。

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