その時期ごとに楽しめる都区内最大規模の公園
東京都の北東部にあります水元公園。96.3 haの面積を誇り、東京23区内では最大規模の公園になります。国道6号線を走り、金町駅を過ぎた先で右折して県道471号線に入ります。少し走りますと水元公園の南端にあります。水元さくら堤線の入り口があり、そこを入ります。この区間は狭い一方通行路になります。
水元公園の南側のこの辺りは、旧水産試験場の水辺のさとや、葛飾区金魚展示場、葛飾区指定有形文化財の松浦の鐘などがあります。そのまま水元さくら線を進みますと釣り人が多くいる内溜を超えて信号があり、ここから相互通行路となります。その信号の脇に駐輪場がありますが、自転車や原付でないと止めづらいです。そして少し走りますと入り口が見づらいですが水元公園の第一駐車場があります。
バイクは車とは別の入路になっていて、バイク置き場に駐車した後、前払いで200円払います。料金所のそばにバイク置き場があるのでとても楽です。
さて、バイクを駐車した後、園内を散策。園内の樹々が綺麗に色づいていました。
秋におすすめなのがメタセコイアの森です。高さ20メートルものまっすぐにそびえるメタセコイアが園内には1500本以上もあります。
メタセコイアといいますと、滋賀県の高島市にありますメタセコイアの並木が有名ですが、その雰囲気を都内でも楽しむことが出来ます。
このメタセコイヤの森の周辺には木々が多く、紅葉時には錦秋を楽しむことができます。
そして、メタセコイヤの森の横には中央広場があり、プチ北海道的な広大な芝の景観を眺められるほか、テントを張ってのんびりと過ごすこともできます。
ぷらぷらと園内を散策していると、随所でフォトジェニックな場所を見つけることができます。実際にSNSで映え画像をアップするためにか、着飾った多くの若い人たちが各所でポーズを撮って自撮りをしていました。
また、川べりに行きますと、対岸にある色づいたみさと公園の樹々が水面にも写り、とても綺麗な光景を見ることができます。
ベンチもありますので、ぷらぷらと散策もしやすいです。
ちなみに、食事処として園内の中央部にお食事処 涼亭(10〜17時)があり、噴水広場には売店がありますが、公園に来る前にコンビニでおにぎりとお茶を買って、散策して、川べりのベンチや中央広場など気の向いた場所で食べる方が良いかと思います。
第一駐車場に戻り、入ってきたバイク専用入路から出て、水元さくら堤線に。この水元さくら堤線は程よいカーブが連続する道なのですが、ほとんどの箇所が段差カーブになっていて、ガタガタと走りづらくはあります。
それでも、雰囲気はよく、特にその名の通り、春には桜が綺麗に咲き誇ります。
なお、この水元さくら堤線は、夜間(21時〜翌5時)は二輪通行禁止のため、ご注意を。
この日、第一駐車場の近くにあります小さな熊野神社の銀杏は黄色く染まり、境内も黄色い絨毯が敷かれているような綺麗な錦秋を見ることができました。
紅葉時や桜の時期でなくても、ヒガンバナの丘や睡蓮池、新緑など時期ごとに楽しめる都区内最大規模の水元公園。バイクも駐車1日200円ですので、ぷらっと散策しに訪ねられてみてはいかがでしょうか。ちなみに周辺には、しばられ地蔵や雰囲気のある半田稲荷神社、1763年築の葛西神社の石造鳥居などがあります。
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