■木更津・富津(ヤマハ MT-09)

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都心からほど近いプチトリップエリア

アクアラインを通れば、東京の日本橋から約50km、40分で行けます千葉県の木更津市。人口は約13.5万人で、房総半島随一の港湾都市として古くから栄えている場所です。

商業・工業地のイメージのある木更津市ですが、実は、都心から、それこそ海ほたる経由で行けるプチトリップ場所としてお勧めの場所です。

海ほたるPA

ただ、今回のツーリング時には20m/秒以上の強風が吹いていて東京湾アクアブリッジが通行止めとなっていましたため、東関道から館山自動車道に入る内房沿いにぐるっと回って、姉崎袖ケ浦ICで下りて木更津市に入りました。

まず、訪ねましたのが海沿いの道にヤシの木が立ち並ぶ、その名も千葉フォルニアという場所。

昨今、インスタ映えなどで人気の場所で、プチカリフォルニア気分?が味わる…かもしれません。道沿いのお洒落なカフェやサーフショップが並んでいれば絵になるのでしょうが、埋立地の工場街ですので撮影時にトラックの走行の妨げにならないようにご注意を。

千葉フォルニア

その千葉フォルニアと呼称されています海浜公園通りをまっすぐに進みますと。袖ヶ浦海浜公園があります。無料駐車場完備で、展望タワーから東京湾の好景観を望めます。

袖ヶ浦海浜公園

しかし、風が強すぎて、強風をもろに浴びるタワーを上るのさえも一苦労。展望台から眺め見ますと、海には強風による白波が立っていて、千葉フォルニアのヤシの木も風でなびいてました。

袖ヶ浦海浜公園の展望タワーより東京湾を望む。

さて、再び、来た道を戻り、次に、千葉フォルニアのすぐ隣りにあります牛込海岸を訪ねました。

牛込海岸

海中にある電灯で一躍有名になりました江川海岸の海中電灯が撤去されたとのことで、千葉県で海中電灯があるのは、ここだけになってしまったようです。しかも、江川海岸と違って、対岸に工業地帯などが見えないため、インスタ映えもしづらい海中電灯な感じが致します。

牛込海岸の海中電灯

とはいえ、強風でこの波…あまり長いも出来ず、佇むことも出来ず撤収いたしました。今度は、風のない凪の時に訪れてみたいです。

金田さざなみ公園

そして、牛込海岸から700mくらいのところにあります金田さざなみ公園に。

東京湾アクアブリッジが見え、夕陽がよく見えるスポットとのことですが、公園といいますか広場があるだけでしたが、確かにアクアブリッジと夕陽のコラボは綺麗に見えそうな場所です。

木更津かんらんしゃ

この近くには、三井アウトレットパーク木更津がありますので、時間があれば、ぷらっとウィンドウショッピングするのも楽しいかもしれません。ちなみに、アウトレットパークの横には、小さな観覧車のあるミニ遊園地があります。観覧車からはアクアブリッジ越しに富士山などを眺望できることもありますが、さすがに今回は強風で止まってました。

そして、個人的に木更津でお勧めな場所がアクアブリッジ下です。

東京湾アクアブリッジ(※画像は海が凪ぎの別日に撮影したものです)。

4,424mと日本一の長さの橋のアクアブリッジの、なんとその真下を走ることが出来ます。

(※画像は海が凪ぎの別日に撮影したものです)

しかも、その景観がまさしく、沖縄宮古島の伊良部大橋的な感じで、わざわざ宮古島まで行かなくても海の色さえ気にしなければここでその雰囲気を楽しむことが出来ます。

そして、少し先にあります夏の間だけ開かれています金田海岸潮干狩場に近くにありますのが、かもめ食堂(10時~15時:水曜日定休)です。名物のあなご丼は身がプリプリしていて美味しいです(1,200円)。その他にも、まぐろ丼や煮魚定食などがあります。

そして、そのまま海沿いに走り、金田漁港を過ぎて、ホテル三日月のところを左折して、また右折しますと、グーグルマップで魚の目のような形をした不思議な場所があります。実際、沼越しに見てみますと、上の画像のような何もない場所でした。小櫃川河口干潟という干潟で、魚の目の所は浸透実験池跡だそうです。全然分かりませんが…のどかなところではありました。

そして、干潟からすぐ近くながら小櫃川をぐるっと回って渡り、以前、インスタ映えで一躍有名になりました江川海岸に。しかし、立入禁止になっていて、海中電灯も撤去されてしまったようです。せっかくの観光資源でもったいないような気が致しますが、仕方ないですね…。ちなみに、江川海岸からアクアブリッジ側へ一つ手前の久津間海岸には、海中電灯がありますので、是非、そちらでご鑑賞ください。

久津間海岸

また、久津間海岸には、なぜかポツンと赤い鳥居が立っていて(というか埋まっていると言うか…)、風情があります。

久津間海岸の鳥居

そこから、陸上自衛隊の駐屯地をぐるっと回って、木更津市のシンボルでもあります中の島大橋に。

恋人の聖地らしく、男女がおんぶをして橋を渡れば鯉が叶うとか…^ ^; 高さ 27mの日本一の高さを誇る歩道橋ということで渡って見たかったのですが、ご覧のとおりの凄い白波が立つほどの強風で、渡橋は諦めました。といいますか、橋が風でガンガン反響して鳴っていました。webで調べましたら、同時刻の木更津の風速は約30m/秒でした。。

そして、富士見大橋を渡り川向うの木更津塩浜公園に。テニスコートやグラウンドがあり、観光公園というよりは運動公園という感じですが、駐車場横の小高い丘の上に鳥居がありました。白い鳥居ですので水を祀る水神社(水神宮)のようです。

さて、再び国道16号線に戻り、しばらく走って富津に。並木道をずっと走り、突端の富津岬に。ここにも展望台がありましたが、強風が吹くと、ほぼ立っていられない状況でしたため、展望台に上るのは断念しました。天気が良ければ、横浜の市街地や富士山が見えるそうです。

再び来た道を戻りますと、途中に富津公園があり、公園内に池に囲まれた小島があります。実はここは明治14年に東京湾防衛拠点の一つとして作られました砲台跡で、戦争遺跡のあるところです。

展望台のある高台に上りますと、砲台の台座がところどころに残されていました。

悪にある白い塔が展望台です。相変わらずの強風でしたが、ここは意を決して登ってみました。

眺めが良いのですが、なにせ立ってられないくらいの強風のため、ぐるっと周囲を見回しただけで下に降りました。。

そして、池に架かっている橋がまた風情があっていい感じです。ここから歴史散策ウォーキングコースということで、約4.3km(所要時間60分)の戦争遺跡を巡るコースがあります。監視所跡や着弾監視所跡、警戒哨などが保存良く残っていますので、ご興味のあられます方は、是非。

さて、今回は風も収まる気配もありませんでしたため、ここでツーリングを終え、木更津南ICから館山自動車道に入り帰路につきました。ちなみに、高速道中にあります市原SAは、ヤシの木があって、ちょっとアメリカンっぽい雰囲気があり、また、菜の花畑もあって立ち寄りお勧めです。

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