三方五湖(ツーリングルート)

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三方五湖からおにゅう峠に至るルート

三方五湖の絶景が楽しめる三方五湖レインボーラインから内外海半島のエンゼルラインを走り、そして福井県と滋賀県堺にあるおにゅう峠を走るルートです。絶景もそうですが、爽快な走りが楽しめるルートです。おにゅう峠の近くには高速のICがないため、そのまま南下して京都に向かうか、それとも琵琶湖方面に向かうか、もしくは朽木経由で北上して再び若狭方面に戻れば敦賀市に抜けることができます。

三法五湖

総走行距離~約162km

敦賀市方面から舞鶴若狭自動車道にて来た場合、若狭美浜IC、もしくは若狭三方ICで降りて三方五湖に向かいます。久々子湖の北部を走り、そして三方五湖レインボーラインに入ります。なお、三方五湖レインボーラインですが、旧有料区間(山頂公園含む)を通行できるのは 8:00 〜 18:00で、 夜間は通行止めになりますのでご注意を。

三方五湖レインボーライン

三方五湖レインボーラインは三方五湖の間を縫うように走る県道273号線、約15kmの呼称で、以前は有料道路でしたが今は無料開放されています。

久々子湖(周囲7.10km 最大水深2.5m 面積1.40km²)

樹々に囲まれていて眺望が少ないですが、まずは、左に久々子湖を樹々の間から垣間見つつ、続いて、こちらも沿線の樹々の間からですが日向湖を垣間見ることができます。

日向湖(周囲4.0km 最大水深38.5m 面積0.92km²)

そして、しばらく走りますとレインボーライン展望所があり、日向湖の景観を望むことができます。フェンスがありますが、バイク越しに日向湖の景観を撮ることができますので、ぜひ立ち寄りたいところです。そして、三方五湖の最大の眺望地でもあります三方五湖レインボーライン山頂公園に到着します。

三方五湖レインボーライン山頂公園の入園料はリフト・ケーブルカー代含んで1000円、駐車場代は二輪、車ともに500円になります。(9:00 〜 17:00/3月~11月)

レインボーラインケーブルカー

駐車場から、リフト、もしくはケーブルカーに乗って山頂公園に。山頂公園には、「五湖テラス」「若狭テラス」「中央テラス」「美浜テラス」「茶屋テラス」と五つの天空のテラスがあり、各所から三方五湖の絶景を望むことができます。

五湖テラスの丸いソファ

お勧めは丸いソファーに座って眼下に三方五湖を見渡す「五湖テラス」ですが、人気場所のため、順番待ちでかなり待つ場合もあります(利用時間制限が設けられる場合があります)。

三方五湖

さて、山頂公園を後にして再びレインボーラインを走ります。相変わらず樹々に阻まれて景観は見づらいですが、気持ちの良い山間ワインディングが続き、爽快な走りを楽しむことができます。

やがて、水月湖湖畔を走る県道216号線に突き当りますので、そのまま、五湖で最も大きい水月湖の湖沿いに南下します。

水月湖(周囲10.80km 最大水深34.0m 面積4.18km²)

そのまま進みますと、水月湖と三方湖の境に瀬戸駐車場があり、水月湖の景観を望むことができます。そして、その先の道脇に茅葺きの舟小屋があります。

三方湖(周囲9.6km 最大水深5.8m 面積3.58km²)

残念ながら、三方五湖のうち一番小さな菅湖は今ルートでは湖畔は走らず、山頂公園から望むに留まります。

菅湖(周囲4.2km 最大水深13.0m 面積0.91km²)

やがて、国道162号線に突き当りますので、右折して三方五湖を後にします。

さて、そのまま国道162号線を西に向かって走って行きますと、沿線に世久見展望台があります。ここから、青い海にポツンと浮かぶ烏辺島の景観をみることができます。

世久見展望台

そして、そのまま国道162号線で日本海沿いを走り、いくつかトンネルを抜けて田烏の集落を過ぎると、右革の海沿いに田烏の棚田があります。棚田越しに日本海が見えて風情がありますので、田んぼに水がはっている時期でしたら、ちょっと立ち寄っていくのもありかと思います。

田烏の棚田

そこからまた幾つかトンネルを抜けると志積の集落があり、日本海の景観を見ながら走っていきますと、内外海半島に入る県道107号線がありますので、右折して県道に入ります。そして、しばらく走りますと、エンゼルラインの入口に到着します。

エンゼルライン

エンゼルラインは内外海半島にあります久須夜ヶ岳の頂上まで続く9.7kmの県道の呼称で、頂上までのピストン道路にはなりますが、車通りの少なく、日本海の綺麗な海の景色を見ながら走ることができます。また、道中には大神岩という神秘的な大きな岩があり、そして山頂にある展望公園からは越前岬から丹後半島までのパノラマ眺望を望むことができます。

エンゼルラインからの景色

さて、山頂の展望台からエンゼルラインを下り、再び国道162号線に出て右折し、数百メートル走ったところで左折、天ヶ城トンネルを抜けます。そして、県道220号線経由で県道38号線に入り、滋賀県との県境にあるおにゅう峠に向かいます。道中には、若狭国一宮の若狭彦神社の下社と上社がありますので、時間がありましたら立ち寄って参拝されるのもいいかもしれません。

若狭彦神社 上社

途中で、奈良東大寺へのお水送りが行われます鵜の瀬あたりから車線のない1.5車線幅になり、やがて狭路になっていきます。

鵜の瀬

そして、しばらく走っていきますと、道もより狭くなり、勾配もきつくなり、落石などもありますので注意して走行を。そして標高830mのおにゅう峠に到着します。

おにゅう峠の道

滋賀県と福井県の県境にあるおにゅう峠は雲海のスポットとして有名ですが、雲海が見られやすいのは秋以降になります。雲海がなくても山並みが綺麗な絶景を望むことができます。ただし、トイレがないのと、紅葉時には渋滞になりますのでご注意を。

おにゅう峠

おにゅう峠を越えて滋賀県に入りますと少し路面状況が良くなります。やがて、第一展望ポイントに到着。特に案内板はないですが、貼り紙や車が止まっていたりするので場所は分かるとは思いますが、路駐になります。

おにゅう峠より

さて、そのまま滋賀県側を走り、おにゅう峠から下っていきますと、針畑の洗い越しがあり、針畑郷 山村都市交流館 源流の駅「山帰来」などがあり、山鹿カレーやうどんなどが食せるので、休憩に立ち寄ってもいいかもしれません。

そして狭路になりますが、県道781号線で東に進みますと、滋賀県高島市の朽木に着きます。ここから鯖街道の若狭熊川宿を通り若狭上中ICより舞鶴若狭自動車道に、もしくはメタセコイヤの並木道に立ち寄り再び敦賀に戻ることもできます。

メタセコイヤ並木
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