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積丹半島など、海沿いのルートを選択するとなかなかルーティングしづらいエリアですが、三国峠や層雲峡、美瑛など、見どころが多いので、時間があればうまくルーティングして回りたいところです。特に美瑛・富良野は、苫小牧、函館、小樽、新千歳と、どのルートから北海道に入っても行きやすい場所なので、特にラベンダーやいろいろな花が咲く初夏に行かれる場合は、優先して訪ねられることをお勧めいたします。
◎道央のお勧めツーリングスポット
1.三国峠
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標高1,139mと、道内の国道の中で一番標高の高い峠で、樹海の中を渡る松見大橋の好景観が望めます。峠の展望台脇にはカフェがあり、木工のハンドクラフト用品も販売されています。
2.層雲峡
石狩川を挟んで、約24km断崖絶壁が続く道内屈指の峡谷です。中でも、高さ約200mの柱状節理を望める大函・小函や、約100mもの滝が2本流れ落ちる銀河・流星の滝は、幹線の国道39号線にあり、同国道を走るならば立ち寄り必至の場所です。
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3.美瑛
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丘陵に広がるいろいろな種類の野菜の畑が、パッチワークのように見えることから、そこを縫うように走るパッチワークの路とも呼ばれています。ケンとメリーの木やセブンスターの木、マイルドセブンの丘など、CMで使われた風光明媚な場所が点在していて、他の北海道のエリアとはまた違う雰囲気を楽しめる場所です。
4.青い池
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水面が青く見える池で、青い湖面に枯れたカラマツが立つ幻想的な雰囲気を望めます。その風景はアップル社のOSの壁紙にも採用されました。以前は大型駐車場は未舗装でしたが、整備され舗装化されました(2輪¥100)。駐車場からすぐとアクセスがいいのも嬉しいところです。
5.富良野
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ラベンダーで有名な富良野。ラベンダーの開花時期は6月下旬から7月中旬(7月中旬が最盛期)で、その他にもいろいろな花を楽します。基本的にはファーム富田など、各ファームでラベンダー畑を望めますが、最盛期は駐車場も園内も非常に混雑するのでご注意を。
6.ジェットコースターの路
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富良野郊外にある、アップダウンが続く約2.5kmの直線道路。前出の道東のミルクロードや天に続く道ほどには景観的な迫力は少ないですが、富良野に行った際には、話のネタに是非。
7.ナイタイ牧場
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東京ドーム358個分という日本一広大な公共牧場。牧場内の道も長く爽快路で、北海道らしい牧草光景を満喫しながら走れます。牧場の頂上付近には展望テラス「ナイタイテラス」があり、雄大な牧場の景色を楽します。
8.タウシュベツ橋梁
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旧国鉄の士幌線が走っていた路線のコンクリートアーチ橋梁の跡。6月頃から湖面に沈み始めて、8月頃には湖底に沈み、1月には凍結した湖面い現れることから幻の橋とも言われています。尚、タウシュベツ川橋梁までの林道は許可車両以外通行禁止のため、同橋梁を間近で見学するには、NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーを利用するか、十勝西部森林管理署東大雪支署から許可証をもらう必要があります。ちょっと遠方で「何とか見える…」というレベルになりますが、対岸の国道273号線沿いにありますタウシュベツ展望台から見ることも可能です。但しかなり崩落が進んでいて、いつまで見られるかは微妙感じです、
9.襟裳岬
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太平洋に向かい南に突き出た岬で、周囲は約60mもの断崖になっている名所。国指定名勝。付近はかなり風も強くて有名なので、走行には注意を。
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