道北(ツーリングエリア)

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□道北

宗谷岬

日本本土最北端の地、宗谷岬。北海道ツーリングをするなら一度は行ってみたい場所ですが、新千歳空港から約370km(約6時間)、函館港からだと約650km(約8時間30分)かかりますので、最短でもプラス1日は必要です。朱鞠内湖やクッチャロ湖などの観光地はありますが、やはりライダー的に道北は「道」がお勧めです。

網走方面からでしたら国道239号線、238号線でひたすら海岸線沿いを。札幌方面からでしたら自動車道で留萌幌糠ICまで走り海岸線に向かうか、旭川経由で士別剣淵ICまで行き、内陸を通って行くかになりますが、やはりお勧めは走ってみたい道が多くある海沿いです。中標津の直線路とはまた違って、片側に海、片側に原野や草原を眺めながらまっすぐに進む道は、これもまた北海道らしい光景で、時間が許せば是非とも走ってみたい道です。但し、海沿いということで、強風や急な天候の変化にはご注意を。

◎道北のお勧めツーリングスポット

1.オロロンライン

オトンルイ風力発電所の大型風車

石狩市から天塩町までを繋ぐ国道231号線、232号線の愛称で、日本海側に沿って走る道。道中には日本一の高層湿原のサロベツ原野が広がり、また、オトンルイ風力発電所の大型風車が並んでいます。海からの強風に煽られやすいので、走行にはご注意を。

サロベツ原野

2.エサヌカ線

エサヌカ線

猿払村にある全長16kmの村道で、うち約4kmと約8kmの道が牧草地を一直線に貫いていて、視野を遮るものが何もない道で、特に昨今ライダーに大人気の道です。

3.白い道

白い道

宗谷丘陵にある道で、宗谷岬をスタートして約11km続く道の最後の2kmの場所になります。宗谷産のホタテの貝が敷かれた未舗装路。青い空、緑の草原の中を走る白い道のコントラストが好景観な場所です。映え必至の道ですが、未舗装路なので走行にはご注意を。

4.宗谷岬

宗谷岬

日本本土最北端の地で、日本最北端の地の碑があります。宗谷岬周辺のお土産店では、「日本最北端到着証明書(100円)」を限定販売していて、お店で到達日のスタンプも押してもらえます。近くには、最北端のガソリンスタンドや、最北端のバス停など、最北端関連が各種あります。

5.ノシャップ岬

ノシャップ岬

稚内駅から北に向かった突端にある岬で、間近に利尻富士や礼文島を望むことが出来ます。近くのノシャップ寒流水族館では、幻の魚のイトウを見ることもが出来ます。

6.宗谷丘陵

宗谷丘陵

宗谷岬の裏手にある丘陵地帯で、日本最北の丘陵地帯。57基もの風力発電機が建てられていて、国内最大級のウィンドファームでもあります。

7.サロベツ原野

サロベツ原野

道北の日本海側に広がる日本一の高層湿原。ラムサール条約にも登録されていて利尻島の利尻富士の秀峰も眺め見ることが出来る。原野内にはペンケ沼やパンケ沼といった沼地が点在する。

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